日本人はなぜ戦争をしたか 昭和16年夏の敗戦 日本の近代 猪瀬直樹著作集

猪瀬直樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093942386
ISBN 10 : 4093942382
フォーマット
出版社
発行年月
2002年08月
日本
追加情報
:
19cm,269p

内容詳細

開戦前夜、若きエリートたちが密かに霞が関に集められた。彼ら30代の模擬内閣は、日米開戦の直前に日本必敗の結論に達していた…。埋もれていた記録と証言を発掘し、いま全ての30代に贈る本当の日本人の物語。

【著者紹介】
猪瀬直樹 : 1946年長野生まれ。『ミカドの肖像』で87年第18回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。『日本国の研究』で96年度文芸春秋読者賞受賞。既成の常識に捉われないユニークな視点でつぎつぎと作品を発表、『ペルソナ三島由紀夫伝』『マガジン青春譜川端康成と大宅壮一』『ピカレスク太宰治伝』の作家評伝三部作が話題に。作家活動のほかにメールマガジン「日本国の研究・不安との訣別/再生のカルテ」の編集長。行革断行評議会委員として特殊法人等の民営化に取り組む。政府税制調査会委員、日本ペンクラブ理事・言論表現委員長、日本文芸家協会理事、国際日本文化研究センター客員教授、東京大学客員教授など幅広い領域で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Yukihiro Fujii さん

    太平洋戦争の開戦前に『総力戦研究所による茂木内閣』による検討があったということは私は知らなかった。 読み進んでいくうちに非常にスリリングな展開を感じたと同時に現在でも国家の政策決定のプロセスに何か問題提起されていることを深く感じた。 非常に興味深い内容であった。

  • ずま さん

    社長にすすめられた本。 教科書には書かれていない、歴史の裏側があった。模擬内閣、東條英機…

  • ラブミーテンダー さん

    個々の官僚の優秀さと集団となった官僚の愚かさ。今でも同じ図式が繰り返されていることに背筋がぞっとする。

  • 風 さん

    開戦前に負けるとわかっていた!それでも戦争をしなければならない状況とは・・ 現在は、安保法案が可決される中今後はそんなことがないように祈りたい。

  • 海 都 さん

    自民党の政調会長石破茂氏が予算委員会でこの本をお読みなさいと薦めてたので読んでみた。なかなか面白い本でした。総力戦研究所設立で30歳代のエリート30数名を集めて模擬内閣が現実世界をリードしている。きちんと統計データを把握できる立場にいた人たちが対米戦争回避を主張している。その場所に東條陸将がメモを取りながら臨席していた。数ヵ月後に東條内閣を組閣して戦争突入していく。

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猪瀬直樹

1946年長野県生まれ。作家。87年『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。96年『日本国の研究』で文藝春秋読者賞受賞。東京大学客員教授、東京工業大学特任教授を歴任。2002年、小泉首相より道路公団民営化委員に任命される。07年、東京都副知事に任命される。12年、東京都知事に就任。13年

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