ヨーロッパを知る50の映画

狩野良規

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784336057839
ISBN 10 : 4336057834
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
追加情報
:
20

内容詳細

北欧から南欧、東欧から西欧まで、ハリウッド映画とは異質な、50本のヨーロッパ映画をとりあげ、銀幕の中からヨーロッパ的な世界観をあぶり出す、痛快無比の映画評論。写真多数収録。

目次 : まずは北から/ 西海岸を南下して/ スペインは情熱の国?/ ヌーヴェル・ヴァーグ/ 古きよきフランス映画/ ドイツ映画、戦前と戦後/ イタリア・ネオレアリズモ/ イタリアの巨匠たち/ フランス、イタリア映画ふたたび/ ロシアの名匠たち/ 東欧、そして地中海

【著者紹介】
狩野良規 : 1956年東京都生まれ。東京外国語大学外国語学研究科修士課程修了。東京都立大学人文学部(史学専攻)卒業。オックスフォード大学留学(1991‐92年)。現在、青山学院大学国際政治経済学部教授。専攻、イギリスおよびヨーロッパ文学・演劇学・映像論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • サアベドラ さん

    ヨーロッパ映画の名作50本を紹介。著者は青学の教授で、専門は英国およびヨーロッパ映像論。題名を見ると映画をとっかかりにヨーロッパ的なものを紹介する本かと思うが、実際は戦前から90年代ぐらいまでの名作のあらすじと監督のプロフィールを著者目線で軽快に述べたヨーロッパ映画ガイドといった感じの内容。フランス・ヌーヴェルヴァーグ、イタリア・ネオリアリズモ、スペインにドイツ、北欧に東欧にロシアと、英国を除く様々な国の作品を収める。イギリスについては前著『スクリーンの中に英国が見える』を読めということですかね。

  • FK さん

    観ていたのは10本。[旅芸人の記録]は観ているような気もするが未確認。「おわりに」でかつては評論家の褒める映画について理解できなかったが、最近は自身の面白いと思うものと評論家のそれとが一致する、と。鑑賞眼がついたのか、はたまた年をとっただけなのか、とも。私もそう期待して、未見の映画をこれから観ていくことにしよう。/ひとつの地域の特定の現実を深く掘り下げると、そこからは普遍性が立ち現れる。それが超一流の芸術作品の力量。アンゲロプロスは、広く民衆の視点から見た二十世紀の動乱の歴史を銀幕に刻んだ。(P.333)

  • Olga さん

    トーキー黎明期から1980年代まで、国・言語の枠にとらわれないヨーロッパ映画を50本紹介。あらすじを結末に至るまで細かく書いているので、映画を見る前に物語を知りたくないという方には勧められない。ただ、著者同様、ここで紹介されている映画はあらすじ・結末を知ったからといって魅力が損なわれるどころか、よけいに見たくなるような映画ばかりなのではないかと思う。わたしが見たのはごく一部だけれど。

  • k_ さん

    第12章東欧、そして地中海 46アンジェイ・ワイダ『灰とダイヤモンド』日本における「灰とダイヤモンド」ーというかポーランド映画全般は、映画のみではなく時代背景も見るとすごく面白いと思うんだけどもちろんそれは触れられず。あらすじネタバレ全開だけれど名作は筋知ってみてなお名作だから大丈夫。

  • Isamash さん

    青学の国際政治経済学教授の狩野良規氏による欧州50映画の紹介記。その中でも道とひまわりの記述はかなり良く昔に見た映画だが、少しジーンと来るものがあった。あと、ニューシネマ・パラダイスで短縮版とオリジナル版の二つがあり、かなり異なった映画になっているとのことで興味深かった。オリジナル版の方も是非みてみたい。著者が言う通り、ヨーロッパ映画はハリウッド映画と目指すところが大きく異なっているというのは確かに実感としてある。天井桟敷の人々をかなり前に見て、米映画と異なる質の深い芸術的な感動を覚えたことを思い出した。

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狩野良規

1956年東京都生まれ。東京外国語大学外国語学研究科修士課程修了。東京都立大学人文学部(史学専攻)卒業。オックスフォード大学留学(1991‐2年)。現在、青山学院大学国際政治経済学部教授。専攻、イギリスおよびヨーロッパ文学・演劇学・映像論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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