もっと知りたい曾我蕭白 生涯と作品 アート・ビギナーズ・コレクション

狩野博幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784808708313
ISBN 10 : 4808708310
フォーマット
出版社
発行年月
2008年04月
日本
追加情報
:
26cm,95p

内容詳細

画家・蕭白に関する逸話には、一見、蕭白の傲岸な人間性を指摘するようなものが多い。「狂人」と見る人もいたらしいが、それは事実か。本書は、作品をたどりながら、蕭白の精神のありかを探る。

【著者紹介】
狩野博幸 : 1947年、福岡県生まれ。九州大学大学院博士課程中退(日本近世美術史専攻)。京都国立博物館勤務(美術室長・京都文化資料センター長)を経て、同志社大学文化情報学部教授。専門は桃山絵画と浮世絵を含む江戸絵画。狩野派・長谷川派・琳派・18世紀京都画派の作品と伝記を研究。博物館の企画として「没後200年若冲」展(2000年)、「曾我蕭白 無頼という愉悦」展(2005年)などを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ナイスネイチャ さん

    図書館本。「ごんたくれ」の主人公らしく、副読本として。好き嫌いが別れる画家ですし、作品でも別れますね。繊細は繊細ですけど。

  • bX さん

    曾我蕭白である。全く知りませんでした^^;、辻惟雄の「奇想の系譜」を読むまでは(^-^)/。著者は言う「いったい誰がこんな絵を許したのか?もっと普通に描けなかったのか」。描かれる人物の超変態顔や背景のオドロオドロしさ、動物たちの空恐ろしい虚無な眼差し、また山水図における精緻・静謐なる眺め、それらの根底にある大いなる可笑しみ、諧謔性。著者は後書きに「17歳にして全てを喪失した少年を、18世紀という時代は見殺しにすることがなかった。まことに美しい国であった」と蕭白を語る。図版集を読んで涙が溢れたのは初めてだ。

  • はま さん

    昨日読んだ長沢蘆雪と同じく西條奈加さんの「ごんたくれ」から。ごんたくれ読んでからだと蘆雪と同じ題材の絵を見るとワクワクするねー。この本の前半の不気味な絵よりも、後半の山水画とか即興絵が綺麗で好き。達磨図が凄い好き。もっかい「ごんたくれ」読もうかな〜

  • あおい さん

    人、動物、仙人の毒々しくも印象的な表情。静かで情緒ある山水画。気になって何度も眺めてしまう、

  • それん君 さん

    とても気味の悪い絵が多かったです。目の描かれ方が特徴的でギョロリとした丸い目の玉。虎渓三笑図のような角張った独特の山々もあったり別の絵のやんわりとした丸っこい山もあったり。楽しませられました。

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人物・団体紹介

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狩野博幸

1947年福岡県生まれ。京都国立博物館名誉館員、美術史家。九州大学文学部哲学科美学・美術史専攻卒業、大学院博士課程中退。京都国立博物館研究員を経て同志社大学教授を務めた。博物館時代に、「没後200年 若冲展」、「曾我蕭白 無頼という愉悦展」などを企画する。若冲再評価の立て役者(本データはこの書籍が刊

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