ソーシャル・キャピタルを活かした社会的孤立への支援 現場から福祉の課題を考える ソーシャルワーク実践を通して

牧田満知子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784623077892
ISBN 10 : 4623077896
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22

内容詳細

現代の「つながり」をめぐる福祉的課題から考える。子育て世帯、障害者、若者の雇用、高齢者、生活困窮者など、12の領域で抱える課題の具体的な事例をもとに、その解決方法を探る。

目次 : 第1部 現代における社会的孤立(社会的孤立の歴史/ ソーシャル・キャピタルの考え方と社会的孤立)/ 第2部 社会的孤立の現状と課題(子育てをする保護者の孤立―子育て中の誰もが利用できる支援、“寄り添い・伴走型”支援を/ 児童生徒の孤立―声をすくい上げるソーシャルサポート・ネットワーク/ 学生の孤立―社会的自立を支える多様な支援/ 若者を取り巻く雇用環境と社会的孤立―非熟練・低所得・無職の若者の孤立と就労支援/ 高齢者の孤立―孤独死を出さない見守りネットワーク/ 介護者の孤立―家族介護者の孤立を防ぐ地域コミュニティ支援/ 障害者の孤立―障害当事者の孤立と社会的自立支援/ 難病ある人々の孤立―難病を取り巻く社会の困難性とその支援/ セルフ・ネグレクトによる孤立―ごみ屋敷問題における援助「拒否」への対応と取り組みから/ 生活困窮者の孤立―日雇労働者の社会的孤立と支援策/ 矯正施設退所者と孤立―再犯を防ぐ社会的支援/ 被災地の人々の孤立―分断された絆を再び紡ぐ支援)/ 第3部 社会的孤立に対する社会福祉の挑戦(個人情報の保護と共有のジレンマ/ 地域のつながりと連携、協働による孤立の防止に向けて/ ソーシャル・キャピタルとソーシャルワークの共生)

【著者紹介】
牧田満知子 : 大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、兵庫大学生涯福祉学部教授

立花直樹 : 関西学院大学社会学研究科博士課程前期修了。現在、関西福祉科学大学社会福祉学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆう。 さん

    現代日本において社会問題となっている社会的孤立を実践的に克服していくためにはどうすればいいのかをソーシャル・キャピタルをキー概念として考察した内容です。社会関係資本とも訳されるソーシャル・キャピタルですが、人びとの互酬性を活かし醸成しながら孤立状態を脱していくことを、本著では問題提起しているのだと思います。いわゆる共助の視点が重視されるなかで、公的責任や国家責任の社会福祉と地域福祉の課題との関連などの視点は弱かったように思います。流行りの言葉だけに気になりました。

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