片桐洋一

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本

小野小町追跡 「小町集」による小町説話の研究

片桐洋一

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基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784305707819
ISBN 10 : 4305707810
フォーマット
：
本
出版社
：
笠間書院
発行年月
：
2015年07月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
片桐洋一 ,  
追加情報
:
２３１ｐ；19

内容詳細

小町が、その死後人々の心の中にどのように生き続け、どう変容していったのか。また、変容しながらその底に変らずに生き続けてゆく、小町的なもの、とはいったい何か―。

目次 : １　小野小町の周辺（誰でも知っている小町/ 業平は小町の恋人であったか/ 小町の青春と仁明朝文化サロン　ほか）/ ２　「小町集」の生成（平安時代の小町説話を求めて/ 小町の雨乞い説話/ 流布本「小町集」の形態　ほか）/ ３　「小町集」と小町説話（小町説話と謡曲/ 小町と深草少将の遺跡/ こばむ小町―謡曲「通小町」の淵源　ほか）/ 付録　「小野小町」二種（流布本系「小町集」/ 異本系「小町集」）

【著者紹介】
片桐洋一 : １９３１年９月、大阪市に生まれる。１９５４年３月、京都大学文学部（国語学国文学専攻）卒業。１９５９年３月、同大学院博士課程単位修得。１９５９年１０月、大阪女子大学助教授。１９７４年、同教授。１９８７年、同学長に就任。１９９１年５月、同満期退職。１９９１年１０月、関西大学教授、２００２年３月、同退職。現在大阪女子大学名誉教授。２０１１年１１月、文化功労者として顕彰される（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • もにやま さん

    読了日：2017/01/27

    小町伝説についてわかりやすく整理されていた。玉造小町子壮衰書の書き下しが載っていたのには驚いた。ページ数()

  • ロバーツ さん

    読了日：2016/11/03

    湯沢の小町遺跡を探訪した。二つ森、姥子石、小町堂、桐木戸城跡。次回はもう少し回りたい。

  • カスコ さん

    読了日：2023/03/17

    面白かった〜！　研究書？的な本かなと思ったけどそんなことはなく(いや、研究書ではあるんだけど)ミステリー小説読んでるみたいな感覚で読み終えた。小野小町が実在したかとかではなく、小野小町という概念を調べていくという感じ。確かに小町をそんなに知らなくても美人ってのは知ってるけど、それがどこから来たのかってのは、わからなかったので、最早小町死後100年程度で伝説化してたのには驚いた。同じ平安時代でもう伝説の扱いなの、凄いなぁって。あと、何首も小町の歌を読んで、素直に悲しくなってきて泣いた。

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