と、彼女は言った

片岡義男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062199704
ISBN 10 : 406219970X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年04月
日本
追加情報
:
269p;19

内容詳細

1970年代以来、小説、評論、エッセイ、翻訳、写真と幅広い分野で活躍を続ける作家・片岡義男の最新小説。7つの物語の主人公は、いずれも「作家」。男と女、女と女、男と男の出会いに始まる思いがけない物語から、人生のきらめき=小説が生まれる瞬間を見事に描き出す、魅惑の片岡義男ワールドへようこそ。

【著者紹介】
片岡義男 : 1940年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始める。1974年「白い波の荒野へ」で作家としてデビュー。翌年発表した「スローなブギにしてくれ」で野性時代新人文学賞を受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • aloha0307 さん

    「三十分だけ、待っていただける?」「何分でも」「すぐ近くで」「どこででも」..いい男、そしていい女 出会い(or再会し)そして恋がはじまる..引き締まった文章 まさに100%pureな片岡さんの世界。画家、小説家、モデル、元ストリッパーetc.いっぽう、日常業務に汲々とし、視線は足元のサラリーマン(己の如く?)など本書にはいやしない(当たり前か...登場人物の年齢を遥かに越えたのにも絶句)。性描写は皆無なれど、強く暗喩するのは文章の艶ゆえであろう。@あとがき 表題の句点の、ご自身による解説は面白かったよ。

  • tetsubun1000mg さん

    1940年生まれで、78歳でこの本を書いたことになる。 30代・40代の作家が主人公の短編集。 60年代風のジャズの演奏、プレイヤーの話がよく出てくるが、文体が相変わらず乾いた感じで古さは感じない。 スタイリッシュな女性と、しゃれた会話と、コーヒーがよく似合っています。 題材や女性の話に年代を感じることはありますが、決してジジイの作風ではない。  こんな作品をいまだに紡ぐことができる片岡義男は永遠なのでしょうか。 また、新作が出れば読んでいきたいと思いました。 ただし、初めて読む人は違和感があるかも。

  • akinbo511 さん

    片岡さんの本は『彼のオートバイ〜』以来なので、数十年ぶり。こういう文体で、こういう本を書く人だったのか、と思い出したような気がする。

  • うたかたの日々 さん

    どの短編にも作家が出てくる。片岡さんらしい、男女のお話でさらっと読めました。こんな素敵な世界観に憧れます。

  • バーベナ さん

    『言葉』の面白さに目覚めさせてくれる。淡々としているんだけれど、書いてある言葉のその奥を想像できるような、面白さがあった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

片岡義男

作家。1939年東京都生まれ。著作に、『白い波の荒野へ』『スローなブギにしてくれ』『彼のオートバイ、彼女の島』『湾岸道路』『ときには星の下で眠る』『窓の外を見てください』『ジャックはここで飲んでいる』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品