野に住みて 短歌集+資料編

片山広子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784901477239
ISBN 10 : 4901477234
フォーマット
出版社
発行年月
2006年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,671p

内容詳細

女性の内面的な世界を表現した『翡翠』、老いを、死を見つめた晩年の表題作ほか、全歌業を集成。同時代人の回想などを収載し、『燈火節』とあわせて、作家の全体像を明らかにする。

目次 : 翡翠/ 野に住みて/ あけぼの/ 玉琴/ 拾遺/ 資料編

【著者紹介】
片山広子 : 1878〜1957。明治11年東京麻布に生まれる。東洋英和女学校卒。十八歳より佐佐木信綱に師事。大正5年頃より鈴木大拙夫人ビアトリスのすすめでアイルランド文学に親しみ、松村みね子の筆名でシング、ショウなどを翻訳。その才覚は、芥川龍之介に「才力の上にも格闘出来る女」(「或阿呆の一生」)と目され、「聖家族」「物語の女」など堀辰雄の小説世界にも影響を与えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • sa-ki さん

    歌集「翡翠」「野に住みて」、合同歌集「あけぼの」「玉琴」に掲載された歌、雑誌・新聞等に発表された歌がまとめられている。資料編は随筆、小説、訳書あとがき、歌集評、インタビュー、同時代人の回想等。短歌は思ったことを素直に詠っていることと、猫の歌がいくつもあったことが印象に残った。歌集評には柳原白蓮の歌集への評もあり、また「翡翠」に対しては芥川龍之介や白蓮が評を寄せ、村岡花子が書いた回想文もある。資料編を読んでいると、片山廣子の若い作家や歌人への影響の大きさがよく分かる。

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人物・団体紹介

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片山広子

1878〜1957年。東京生まれ。歌人、随筆家、翻訳家。東洋英和女学校卒業、佐佐木信綱に師事し歌人として活躍、歌集『翡翆』『野に住みて』を出版。松村みね子の筆名で、シング、イエーツなどのアイルランド文学の翻訳を手がけ、坪内逍遙、森〓外らに高く評価された。1953年刊の随筆集『燈火節』(暮しの手帖社刊

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