技術屋の王国 ホンダの不思議力

片山修

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492502938
ISBN 10 : 4492502939
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
追加情報
:
392p;20

内容詳細

シビック+翼―空飛ぶ自動車に30年以上前に挑戦したホンダ。バイク世界首位、F1レース、ロボット、ジェット機開発…数々の奇跡を引き起こす不思議力に迫る。

目次 : 第1部 荒唐無稽の目標を設定する/ 第2部 「絶対価値」を追究する/ 第3部 独自の開発哲学に翻弄される/ 第4部 つくったら終わりからの反転攻勢/ 第5部 封印された悲劇のエンジン/ 第6部 技術をいかにビジネスにするか/ 第7部 黒字化するのはいつの日か/ 第8部 AIが切り開く新“モノ・コトづくり”

【著者紹介】
片山修 : 経済ジャーナリスト、経営評論家。愛知県名古屋市生まれ。2001年〜2011年までの10年間、学習院女子大学客員教授を務める。企業経営論の日本の第一人者。経済、経営、政治など幅広いテーマを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Porco さん

    30年にわたるホンダジェットの開発物語。さすが、長年ホンダを取材している著者だけあって、ストーリーラインはよく整理されていてわかりやすいし、登場する社員たちの描写も面白い。レシプロ機用のエンジンの開発者など、ホンダジェットの影に隠れてしまった人たちにもしっかりと目を向けています。

  • yyrn さん

    「限界を超える目標でなければ技術のイノベーションは起こらない」というホンダの開発者たちの矜持。88年にF1で16戦中15勝という圧勝を一つの頂点として基礎研究センター(F研)を立ち上げ、@飛行機、Aロボット、B自動運転、C重量1/2の車の研究を社内的にも秘密裏に開始したといい、その中の小型ジェット飛行機の開発を中心に話は進む。着手から10年で日の目を見て、そこからさらに紆余曲折が続き20年の歳月がかかって実用化に至る道のりは読んでいてその苦労が偲ばれる。22年間ホンダのクルマに乗っていることを誇りに思う。

  • Koki Miyachi さん

    夢とモノづくりを一途に極めた本田宗一郎のスピリットをもとに、ホンダジェット、ASIMO、バイク世界一、F1ワールドチャンピオンシップ、CVCCエンジンなど唯一無二の成果を次々とモノにしてきたホンダ。航空機をつくるという困難な目標に向けて、50年以上もの間続いた粘り強いホンダの技術者たちの努力の軌跡である。こうして独創的なビジネスジェット「ホンダジェット」が誕生した。幾多の困難をものともせず、夢に愚直に取り組む男たちの生き様に感動。ホンダスピリットに思いを馳せて一気に読み切った。

  • まさき|SNS採用に強いフリーランス さん

    宗一郎は口グセのようにいった。「研究所は技術を研究するところではない。人を研究するところだ」人≠研究し尽くし、人≠ェ喜ぶものは何かを考え尽くし、それに応える技術を研究し開発する。それが、本田技術研究所だ、と。「研究所を独立させたことは、創業者のワイズダム(知恵)でした。新しいアイデアやデザイン、技術こそが競争力の源泉であり、エンジニアやデザイナーが研究開発に没頭できる環境やマネジメント体制が重要と考えたのです」と、現本田技術研究所社長の松本宜之は語る

  • ニッポニテス的遍歴 さん

    ☆=3/5 一読して、なるほど航空業界というのは医療業界にも似た保守性を持つのだなと痛感(命預かる仕事なので)。そんな航空業界へ、ろくにノウハウもないままエンジン技術一つで挑んだホンダ。その紆余曲折を軸に「車とバイクだけじゃない」ホンダの歴史が描かれる。 そんな奮闘を経た結果「機体とエンジン両方」を手掛ける希有な航空機メーカーとして今のホンダがある。 グーグルとの提携という選択も、ソフト産業に足りないハード面を補完するパートナーとして生き残るという戦略か(ウォルマートがアマゾンと組んで生き残ったような)

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片山修

経済ジャーナリスト。愛知県名古屋市生まれ。経済、経営など幅広いテーマを手掛けるジャーナリスト。鋭い着眼点と柔軟な発想が持ち味。長年の取材経験に裏打ちされた企業論、組織論、人材論には定評がある。著書は60冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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