走りながら考える -人生のハードルを超える69の方法-

為末大

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478022870
ISBN 10 : 4478022879
フォーマット
出版社
発行年月
2012年11月
日本
追加情報
:
214p 19cm(B6)

内容詳細

Twitterフォロワー12万人!考えるアスリート“為末大”強い自分の作り方。勝利、挫折、限界…もがき苦しむなかで気づいた本当に大切なこと。

目次 : はじめに 人生で大事なことを、走りながら考えた/ 1章 心のハードルを乗り越えろ―恥と失敗、小さなプライドを捨てて決断せよ/ 2章 限界が人を強くする―あきらめ、挫折、短所。視点が変わればプラスになる/ 3章 それでもなお、一番を目指す―結果ではなく、プロセスを楽しむために挑戦する/ 4章 心と体の声を聞け―心身の状態を知り、自身のパフォーマンスを高める/ 5章 誰もが「死」に向かって走っている―下り坂でも、右肩下がりでも、ブレることのない「軸」を持つ/ 6章 「自分」にイノベーションを起こそう―いつだって進化し続ける自分であるために/ おわりに 行きたいところへ行く道は、実はたくさんある

【著者紹介】
為末大 : 1978年広島県生まれ。2001年エドモントン世界選手権で、男子400mハードル日本人初となる銅メダルを獲得。さらに、2005年ヘルシンキ世界選手権でも銅メダルと、トラック種目で初めて日本人が世界大会で2度メダルを獲得するという快挙を達成。オリンピックはシドニー、アテネ、北京の3大会に出場。“侍ハードラー”の異名を持つトップアスリート。男子400mハードルの日本記録保持者でもある(2012年10月現在)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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著者は元トップアスリート。思考方法は哲学...

投稿日:2021/04/11 (日)

著者は元トップアスリート。思考方法は哲学者。概念、原理、再始発という哲学の思考方法を用いて陸上に取り組み、原理を見抜いて社会還元を試みている。ハードル競技以外の事情を知らないという自分の無知を出発点として、普遍性の高い仮説へと拡張させようとしている。処女作の反響への回答を下地にして書かれた書籍のようで、読者との対話のような感触も感じられる。

prince coffee #2 さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tatsuya さん

    ベストセラー「諦める力」より以前の本だけど、主張してる内容はこの頃から一貫している。深みのある言葉を持っている人は、自分自身を問い詰める能力が高い。体を使って考えることは面白いことだと改めて思った。

  • ばりぼー さん

    タイトルは、正解や確信を求め過ぎず、仮説状態で即決即断し、素早く修正しながら前に進むということ。勝利そのものはあまり自信にならない。勝負どころで頼れるのは、あのとき転んだけどまた立ち上がったじゃないかという経験である。あきらめたものが多いほうが、一つのことに集中投下できるので成功しやすい。「あきらめている他の人生」の存在に気づくかどうかが、人生を広げる鍵である。座右の銘は自分の弱点の裏返しで、結果的に自分を追い込むことになるので、捨ててしまった方が良い。人の真似をしている限り、ずっと2番のままだ。

  • やてつ さん

    レベルも競技種目も異なりますが「走る」という共通項があるためか自分にとって凄く話がわかりやすかったです。日々走りながら漠然と感じていたことをすっきりした言葉で代弁してもらったような感じ。毎日の「プチ挑戦」を自分に課す〜これはすぐにでも実践できるのて早速取り入れたい。

  • のぶのぶ さん

    積ん読本から復活。二年ほど前に読み途中で止まっていましたが、ふと読んだら今、思っていることの答えが書いてあったので読みきった。「レベルが上がれば上がるほど、目標が高ければ高いほど、人は一人になっていく。」、共感しました。私ももう若くないなあ〜と今日この頃、思い始め、衰退していく自分と向き合うところが、共感しました。イメージできることは、うまくいくという感覚は、よくわかる。Twitterを始めたのも為末さんの影響です。「走る哲学」も再読したい。

  • Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】 さん

    為末選手のツイッターの投稿に鋭い視点を感じ、最新刊を手に取りました。さすがトップアスリートの物事のとらえ方、分析力と感心します。たぶん多くのトップアスリートが、限界に近い練習や競争のなかから、若くして深い洞察を得るのではないかと推測するのですが、それを言葉として明確に表現できる能力は稀有な才能だと思います。同時に読んでいた駅伝を舞台にした小説に登場する走くんもそうだけれど、言葉にすることは大事でそして、とても難しい。著者がそのために大切と言っている「自問力」を磨いていきたいな、と思いました。

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人物・団体紹介

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為末大

1978年広島県生まれ。スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。男子400mハードル日本記録保持者(2024年1月現在)。現在はスポーツ事業を行うほか、アスリートとしての学びをまとめた近著『熟達論:人はいつまでも学び、成長できる』(新潮社)を通じて、人間の熟達について探求する(本デー

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