奇縁まんだら 終り

瀬戸内寂聴

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784532168155
ISBN 10 : 4532168155
フォーマット
発行年月
2011年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
352

内容詳細

惜しまれつつ終了した日経の看板エッセイ、五年にわたる連載で登場した人物百三十六人。たった一度の瞬間的な出逢いが、その人の生涯をくつがえすこともある。

目次 : 吉村昭/ 三浦哲郎/ ボーヴォワール/ パール・バック/ 小田実/ 吉田玉男/ 榊莫山/ 池部良/ 桐竹紋十郎/ 河野一郎〔ほか〕

【著者紹介】
瀬戸内寂聴 : 1922年徳島市生まれ。東京女子大卒。57年「女子大生 曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞。61年『田村俊子』で田村俊子賞。63年「夏の終り」で女流文学賞。73年中尊寺で得度、法名「寂聴」。87年岩手県の天台寺住職就任(2005年まで、現名誉住職)。88年敦賀女子短大学長就任(91年まで)。92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞。96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、文化功労者に。98年NHK放送文化賞。2001年『場所』で野間文芸賞。02年新作歌舞伎「源氏物語 須磨・明石・京」で大谷竹次郎賞。06年イタリア国際ノニーノ賞、文化勲章受章。07年比叡山禅光坊住職就任。僧位僧正。08年坂口安吾賞。11年『風景』で泉鏡花文学賞。徳島県立文学書道館館長、宇治市源氏物語ミュージアム名誉館長

横尾忠則 : 1936年兵庫県西脇市生まれ。美術家。72年ニューヨーク近代美術館で個展。その後もパリ、ベネチア、サンパウロなどのビエンナーレに招待出品。パリのカルティエ現代美術財団をはじめ海外での個展を多数開催し、東京都現代美術館、京都国立近代美術館、世田谷美術館、兵庫県立美術館、金沢21世紀美術館、国立国際美術館などの国内の美術館で相次いで個展。95年毎日芸術賞、2000年ニューヨークADC殿堂入り、01年紫綬褒章、06年日本文化デザイン大賞、11年旭日小綬章など受章・受章多数。08年小説『ぶるうらんど』で泉鏡花文学賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • それいゆ さん

    私の奇縁まんだら終り 浪花千栄子−「二十四の瞳」修学旅行の帰り高松の食堂の女将の役は、憎たらしさいっぱいの演技で今も頭に焼き付いています。岸田今日子−「砂の女」での妖艶な演技はモノクロの画面でしたが強烈でした。イサム・ノグチ−母である作家レオニー・ギルモアを描いた「レオニー」が今も新鮮。永田洋子−「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」での女の嫉妬・妬みに衝撃を受けました。市川房枝−参議院選挙全国区での100万票以上の得票で初めて名前を知りました。池田満寿夫−「エーゲ海に捧ぐ」の映像は不思議な感覚でした。

  • mawaji さん

    もう最終回ということで、読み惜しみしながら細切れに拾い読みしようと思っていたのに、読み始めたらもう一気でした。今回は永田洋子、永山則夫、浪花千栄子さんのエピソードが印象的。総勢136人を振り返って、特に印象深かったのは武田泰淳ですね。ちょうどその頃武田百合子の「富士日記」を併読していたからでしょうか、若かりし頃の寂聴先生と武田夫妻のやり取りが微笑ましく思い出されます。寂聴先生、どうもありがとうございました。横尾忠則デザインのボックスにいれて永久保存版にしたいんだけど、箱だけ手に入れられないものであろうか。

  • へたれのけい さん

    これだけの好奇心を持つ人に、「老後」は無いでしょうね。

  • はちがみっつ さん

    寂聴さんの過去の友人知人について語ったエッセイ。交流が多岐にわたる。

  • prism さん

    2006年、日経新聞からの持ち込み企画。瀬戸内さんとの奇縁があった故人の方との追悼随筆集。縦にも横にも斜めにも人には色んな縁ありて、表には出てこなかった貴重なエピソードも、忌憚の無い筆さばきで記された読み物でした。知らない人は飛ばし読み。約380ページ2時間位で読完了で少し申し訳ないです(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

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人物・団体紹介

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瀬戸内寂聴

1922年徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で第2回女流文学賞受賞。73年得度、筆名を晴美から法名の寂聴に変更。92年『花に問え』で第28回谷崎潤一郎賞、96年『白道』で第46回芸術選奨文部大臣賞。2001年『場所』で第54回野間文芸賞受賞。06年度文化勲章受章。11年『風景』で第3

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