Mガールズ

濱野京子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863896062
ISBN 10 : 4863896069
フォーマット
出版社
発行年月
2021年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
184p;20

内容詳細

20XX年。COVID‐19は終息したものの、新たなウイルスが猛威をふるっていた。動画サイトで見たストリートダンスにハマった小学6年生のミリとメイは、ユニットメンバーを募集する。集まったのは年齢こそ同じだが、住む「エリア」もダンスの経験値も不ぞろいの少女たち。会えるのはタブレットの中だけ―。新型ウイルスがはびこるいま、その少し先の未来、わたしたちの日常はどう変わっていくのか、変わらずに何が残るのかを問う、近未来小説。

【著者紹介】
濱野京子 : 熊本県に生まれ、東京都に育つ。『フュージョン』でJBBY賞、『トーキョー・クロスロード』で坪田譲治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ☆よいこ さん

    児童書。YA。近未来日本、コロナ後更なる感染症流行で隔離生活が日常になった世界。学校はオンライン、外出規制や接触禁止が続けられている。経済格差が広がり裕福なA地区、中流B地区、困難C地区と分かれている▽ダンスが大好きな小学6年のミリは、同級生のメイとダンスユニットを組んでいた。もっと仲間が欲しくなり、市内の同学年の女子でダンスチームを作るためネットで募集した。C地区のモネ、B地区のムギホ、A地区のマドカが参加し「Mガールズ」を結成する。ケンカもするけど、5人はダンスを通して友情を深める。しかし水害が起り…

  • ayunami さん

    コロナウイルスが終息した後も何回か別のウイルスが流行し、人々は今よりも行動制限をされている世界。オンラインで仲間を募ってダンスをする小学生たちの積極性が素晴らしいです。作者の未来への不安と希望が伝わります。

  • けいねこ さん

    新型コロナは収束したけれど、また別な感染症のパンデミックが起きている未来の物語。ダンス好きな小学生の女の子を主人公に、感染症とともに貧困の問題も取り込んで、主人公たちの成長を描く。少女たちのまっすぐさが心地よい。

  • shoko.m さん

    Covid-19後、新たな感染症対策のため様々な行動制限が行われている。6年生の少女、ミリは仲良しの愛依とダンスユニットを結成し、オンラインで集まったさらに3人の少女たちとダンスという絆でつながってゆく。感染症に苦しめられつつ、希望を見出す女の子たちがまぶしい。感染症はもちろん、格差社会、家族の悩み、災害、考え方の差異など、さまざまなテーマがちりばめられていて興味深い。この時代大人も苦しいが、今後長く影響を受けたであろう子どもたちのための、今まさにという作品。

  • なまえはまだない さん

    内容が昨今の社会問題とリンクしていて感情移入してしまいました 。数年 、数十年後にこんな未来になってそうで怖い反面コロナ禍真っ只中の時にこれ位オンライン授業などが整備されてたら良かったなぁと思いました 🐾 。ダンスで繋がる友情ってゆうところも現代っぽくて良かったです 。

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人物・団体紹介

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濱野京子

1956年熊本県生まれ、東京都育ち。『フュージョン』(講談社)で第2回JBBY賞、『トーキョー・クロスロード』(ポプラ社)で第25回坪田譲治文学賞を受賞

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