金曜日のあたしたち

濱野京子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863897717
ISBN 10 : 4863897715
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
200p;20

内容詳細

高校受験に失敗してくさりまくっていた陽葵は、ある日駅前でプラカードを持って立つ高校生たちと出会う。それは「あたしを拒否った」学校の生徒たちで―自分の居場所は自分でつくらなくちゃ。じゃあ、みんなの居場所・地球の環境問題は、誰が?

【著者紹介】
濱野京子 : 熊本県に生まれ、東京に育つ。『フュージョン』でJBBY賞、『トーキョー・クロスロード』で坪田譲治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ☆よいこ さん

    YA。気候変動に興味を持った高校生たちの物語。意識高いって言わないで▽高校受験で失敗し志望校の櫻木学園に入れなかった陽葵(ひなた)はGWを過ぎても不機嫌だった。ある日、駅前で出合った高校生達は、気候危機を訴える看板を掲げる活動をしていた。憧れて夢破れた櫻木学園の制服にコンプレックスを刺激された陽葵は、気候問題の質問に答えられくて悔しい思いをする。負けん気で勉強してみると、気候危機が大変なことになっていると気づく。水沢に誘われ陽葵もスタンディングに参加する▽2023年6月刊。恋愛模様も爽やかで良本。

  • ゆみねこ さん

    受験に失敗して意に染まない高校に通うことになった陽葵が、とある金曜日イベント駅前でプラカードを掲げている高校生たちに出会う。地球温暖化に危機感を持つ彼らに何も知らなかった自分を詳しく思い、真剣に向き合うことに。爽やかな成長譚、地球温暖化・貧困・ジェンダーなども折り込み、分かりやすい。YAジャンルだが大人にもおすすめ。

  • モモ さん

    高校受験で不合格になった陽葵は、第二志望の高校で少しやる気を失っている。そんななか、地球温暖化に反対するプラカードを持った第一志望だった高校の生徒たちを目撃して…。若干、人物描写が浅い気もするが、気候変動などへの興味も喚起される爽やかな一冊。

  • papapapapal さん

    受験に失敗し、不本意な日々を送る陽葵。ある金曜日、駅前でスタンディング活動をする憧れの学校の環境問題研究会のメンバーと出会い、成長する物語。活動制限がかかるくらい異常な暑さ、あちこちで起こる水害。正直、未来には不安しかない。気候時計って何? タイムリミットって何の? まずは知る事、現実を知る事、それから臆さず行動に移す事。小さな力も集まれば大きなうねりを生み出すと信じたい! 分かってはいるけど日常で手一杯…大人には多少耳が痛い部分もある。でも、今、読めて良かった。今だから、たくさんの人に読んで欲しい。

  • もぐもぐ さん

    志望校に落ちて進学した高校になかなか馴染めない陽葵。そんな彼女が、スタンディングで気候危機を訴える高校生たちと出会う。始まりは偶然だけど、そこから知らないことを「くやしい」思い、学び、人間関係を広げてゆく陽葵の成長が眩しい。気候変動、フードロス、子供の支援、生物多様性、色々な社会問題が出てくるが、分かり易い言葉で書かれていて子供達が考えるきっかけに良いと思う。あわいさんの装画も好き。

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濱野京子

1956年熊本県生まれ、東京都育ち。『フュージョン』(講談社)で第2回JBBY賞、『トーキョー・クロスロード』(ポプラ社)で第25回坪田譲治文学賞を受賞

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