空と大地に出会う夏

濱野京子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784774333793
ISBN 10 : 4774333794
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
179p;20

内容詳細

ふわっとなんていわれても、理解できるわけがない。ぼくは言葉できちんと説明できないことがきらいなのだ。ムダがきらいな少年・リイチが出会ったものは…

【著者紹介】
濱野京子 : 熊本県生まれ、東京都育ち。『フュージョン』(講談社)でJBBY賞、『トーキョー・クロスロード』(ポプラ社)で坪田譲治文学賞を受賞

しらこ : 岐阜県生まれ。イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • chiaki さん

    要領がよく合理的、筋の通っていない曖昧なことや表現が嫌いな小6理一郎のひと夏を描く。感覚で動く海空良やのんびり屋の大智との関わりは、理一郎とは一見合わなさそう。でも次第に深まっていく友情に、すべてのことがうまく言葉で説明できるわけではないことを知り、少しずつ変わり始める。養子縁組の話題など重たくなりそうなテーマも含まれているが、とても爽やかに描かれていた。私が理一郎の母なら言いたい。リイチ、人生にムダなことはひとつもない!いっぱい寄り道しないさい!(高学年〜)

  • 信兵衛 さん

    最後、この夏を振り返る、3人それぞれの言葉が楽しい。 本作は題名も良いですよね。濱野京子さんの児童向き作品は、やはり見逃せません。

  • tan さん

    児童書。「みんな違ってみんないい」をテーマとしているのかそれぞれに性格が違っていて、苦手な子と思っていてもそれでイジメに発展することもなく、なんとなく上手く付き合っていく。今の子供たちの過ごし方そのものだと思った。でも海空良のようにお構いなしに踏み込んでくる性格ってどうなんだろ?ある程度の「普通」っていうのも大事だと思う。私はリイチのきちんとした性格が似ているので海空良の性格は合わないだろうなと思った。

  • そうたそ さん

    ★★★☆☆ 理屈っぽい性格の主人公・リイチが自分とは相性が合わなさそうな相手と知り合い、やがて友好を深め、自身も成長していくストーリー。短いながら、非常に印象深い一冊だった。児童文学に分類されるのだろうが、是非とも大人にも読んでもらいたい内容。大人は何かと分類したがるが、子供たちにとっては互いの違いなど、個性のひとつに過ぎないのだと思う。

  • 雪丸 風人 さん

    理屈っぽい小6男子が主人公。気持ちを表すのが苦手な彼が、うるさいくらいに自己主張する女子や、元クラスメイトの不登校男子らとともに、ひと夏の時間を共有します。とても気が合いそうになかったはずの2人が大切な友達になっていく展開。惹きこまれますね。主人公が自分の殻を破り、多様な価値観を受け入れ、前向きに変わっていくところも良かった!晴れやかな気持ちで眺める景色は、それまでとまるで違って見えるという感情には私にも覚えがあります。大事なのは「どこに行くか」より「誰と行くか」ですよね?(対象年齢は11歳以上かな?)

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

濱野京子

1956年熊本県生まれ、東京都育ち。『フュージョン』(講談社)で第2回JBBY賞、『トーキョー・クロスロード』(ポプラ社)で第25回坪田譲治文学賞を受賞

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品