通論考古学 岩波文庫

濱田耕作

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003812013
ISBN 10 : 4003812018
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
302p;15

内容詳細

「日本考古学の父」濱田耕作(1881‐1938)の代表作。考古学の定義、発掘方法から、報告書刊行、博物館展示まで、101項目にわたり簡潔明快に説明。エジプトやギリシャの調査・研究に学んだ視野の広さは、人類史的スケールを併せもつ。考古学を志す人の基本書であるのみならず、人類文化に関心を寄せる幅広い読者に示唆を与える。

目次 : 第1編 序論(考古学とは何ぞや/ 考古学の範囲および目的 ほか)/ 第2編 資料(考古学的資料の性質/ 考古学的資料の所在と収集 ほか)/ 第3編 調査(考古学的発掘/ 発掘の方法 ほか)/ 第4編 研究(資料の整理・鑑別/ 特殊的研究法 ほか)/ 第5編 後論(考古学的出版/ 遺物・遺跡の保存 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とし さん

    およそ百年前に上梓された、本邦において初めての世界水準をもった考古学概論にして「日本考古学の原点」。解説を読むとその先進性と普遍性は絶賛されていて、現代人が読み返しても「改訂すべきところが少ない不朽の名著」なんだとか。考古学に対する考え方からその目的、調査法、発掘法、保存法、報告・出版法に至るまで。僕的には畑違いで、なんでこの本を手に取ったのかわからないが、面白かったからいいか。

  • キアヌ安倍 さん

    初版は大正時代に出されたものですが、かな遣いが改めてられていて読みやすくなっています。

  • さとうしん さん

    考古学の大家による古典的名著ということだが、銘文・紋様等の拓本はあくまでも写真の補助であるべき、弁偽にこだわるあまり、本物を偽物と誤って判断して排除することがあってはならないといった意見や、文献と遺物の内容に衝突がおこった場合の考え方、遺跡をどこまで「復元」するかという問題など、今日にも通用する視点が多く盛り込まれているのに驚かされる。

  • 大臣ぐサン さん

    日本考古学の父、濱田耕作の著した考古学の概説書。本書は日本初の本格的な考古学の概説書であり、初版は大正11年。ほぼ1世紀前の作品でありながら、考古学の基本的な考え方は既に完成されており、現代においても十分通じると思われる。遺物・遺跡の保存、修復や博物館など、考古学の学問的な価値の保存と教育の普及という観点でその後の日本の学術に与えた功績は非常に大きい。

  • space shatoru さん

    日本考古学の原点を読みなおしました。考古学を研究する意欲と考古学研究の原点回帰をしました。

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人物・団体紹介

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濱田耕作

1962年愛知県で生まれ、静岡県浜松市で育つ。立教大学法学部卒業。1986年テレビ番組制作会社に入社。自然科学番組を中心に制作を担当。南米アマゾン、インド・ガンジス川流域など世界の秘境や日本国内(山形県月山ブナ林・青森下北半島・東京湾など)の自然と生きものを取材。1995年東京メトロポリタンテレビジ

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