チャーリー・パーカーの技法 インプロヴィゼーションの構造分析

濱瀬元彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000238823
ISBN 10 : 4000238825
フォーマット
出版社
発行年月
2013年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
248p;27

内容詳細

目次 : 1 和声外音(装飾音)/ 2 リニア・ライン/ 3 Relative Major/ 4 Relative Majorの変形/ 5 Tonic Majorの旋律化/ 6 Relative Minor/ 7 Tonic Minorの旋律化/ 8 コード・チェンジと旋律技法の諸形態

【著者紹介】
濱瀬元彦 : 1952年生まれ。慶應義塾大学中退。1976年よりアコースティックおよびエレクトリック・ベース奏者として数々のジャズ・グループで活躍。録音参加作品多数。フレットレス・ベースの新しいスタイルを確立した。1982年に実験的音楽ユニット「ラーゲル」を結成し、1985年まで音楽の新しいフォーマットを模索し続けた。その後、ソロ活動を開始し、5つのソロアルバムを発表。現在は、「E.L.F Ensemble+菊地成孔」を結成して音楽の新しい可能性を切り開いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 大竹 粋 さん

    ついに読破、というか全部とりあえず弾いてみた。著者が約20年間にわたって構造分析したパーカーのフレーズを知的にカテゴライズしたという、超マニアックな本。療養期間もあり、自分的にはとりあえず1回目のおさらいをしました。 ひょっとするとパーカーは理屈である程度は構造を考えて組み立てたフレーズかもしれないし、瞬発力でガイドラインとしてのRelative Majorを脳におもいうかべてなぞったのかもしれない。それとも、たまたま彼の感覚が結果としてそうなっていたのかもしれない。そこはミステリーである。

  • Happy Like a Honeybee さん

    「ゆっくりでいいから、少しずつ」 モダンジャズのイノベーターであるチャーリーパーカー。 薬物使用により35歳で夭折した事は文化資本の喪失と言える。 レスターヤングやコールマンホーキンスなど先人たちのフレーズを、発展させた功績を研究している。 神懸かり的な展開を紐解くとFのブルースの応用だったり、12keyの重要さを再認識。全ての演奏をコピーしたい衝動にかられるのは自分だけではないだろう。

  • Nepenthes さん

    バードの演奏を採譜し、丁寧に解析した労作。バードのその脅威的な即興演奏が、コードを転回・展開した一論シンプルなものだったということがよくわかる。しかしそれを羅列されたコード進行の中で代理コードや経過音を駆使しながら行なうのは神憑りであることは間違いなく、バードが紛れもない天才であり真の努力家であったことをまた証明している。一つのメロディーラインからコードを創出し、そこからさらに展開してアルペジオやラインを連続・連結させる…どれだけの練習と発想を積み重ねていたのだろうと驚嘆せざるを得ない。音楽理論の傑作書。

  • Ukulele Kazu さん

    パーカーのフレーズを独自?の理論徹底解剖した理論書。労作であることは間違いない。読み切るまで半年かかった。理解できない部分大。パーカーがこの本に書いてあることを全部考えてやっているとしたらすごい。

  • tegege さん

    和音知識無くほとんど理解できなかったが、分割で理論化らしい。一曲で良いから、フルのソロを分析と、共演者との相違を解説してほしかった。前書きで言う「恣意の引用」と何が違うのか、の疑問がどうしても湧いてしまう。とはいえ、コード進行の知識が増すほどに、本書へ立ち返ると興味深い印象を常に受けそうな本だ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

濱瀬元彦に関連するトピックス

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品