澁澤龍彦 映画論集成 河出文庫

澁澤龍彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309409580
ISBN 10 : 430940958X
フォーマット
出版社
発行年月
2009年05月
日本
追加情報
:
15cm,266p

商品説明

★怪奇・恐怖映画からエロスまで、澁澤の強い個性を象徴する映画論 『スクリーンの夢魔』を大幅増補して、生前に発表したすべての映画論・映画評を集大成したオリジナル文庫。
解説=川本三郎

※出版社都合により、発売日・価格・仕様等に関しましては、予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

内容詳細

怪奇・恐怖映画から悪やエロスまで、映画ほど澁澤の強い個性を象徴するものはない。『スクリーンの夢魔』から三十余年、大幅に増補して、生前に発表したすべての映画論・映画評を集大成したのが本書である。ブニュエル、パゾリーニ、フェリーニ、ベルイマン…そして女優カトリーヌ・ドヌーヴ、六〇年代から八〇年代のこの映画論エッセイの中には澁澤の精神世界が潜んでいる。

目次 : 第1章 怪奇と恐怖/ 第2章 エロスと悪/ 第3章 モンローとドヌーヴ/ 第4章 精神分析と深層心理/ 第5章 SFと巨匠/ 第6章 日本映画

【著者紹介】
澁澤龍彦 : 1928‐87年。東京生まれ。本名龍雄。東大仏文科卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介するかたわら、人間精神や文明の暗黒面に光をあてる多彩なエッセイを発表。晩年は小説に独自の世界を拓いて、広く読まれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ♪mi★ki♪ さん

    澁澤センセ、1987年に亡くなっているので、古い映画ばかりで観てないものが多々。ドヌーヴが大好きだってことはよーくわかりました。w彼女の乳でも尻でもなく植物的で退廃的なエロさに固執してるのが、澁澤センセらしいっつーか。f^_^;)偏愛主義炸裂の映画評でした。センセのそういうとこが好きなんだけどさ。私もヴィスコンティ映画好きだし。ヨーロッパの破滅的退廃映画好きだし。(´-`).。oO(

  • かず さん

    この人が生きていて麻原彰晃を見たら何と説くんだろうと思った。

  • やいとや さん

    映画の好みは全く合わないが、それでも楽しく読めるのが流石は澁澤龍彦。前半の怪奇映画を巡る論説はビシバシ来たのだが。「美」を最上の価値として「読む」映画論は非常に刺激的。寧ろ、観ていない作品の方が良いのは筆者の手腕の凄さ。もう一生観なくて良いや、と思ってしまうの難点だが。

  • i-CHIHIRO さん

    お気に入りレベル★★★☆☆

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