続・暴力団 新潮新書

溝口敦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106104923
ISBN 10 : 410610492X
フォーマット
出版社
発行年月
2012年10月
日本
追加情報
:
208p;18

内容詳細

暴力団排除条例は、新たな恐怖の始まりだった。殺傷される市民、襲撃される企業、私刑される警察官…条例施行後に頻発する兇悪事件。なぜ一般人が狙われるのか?福岡で兇行が連続するワケは?警察はなぜ無力なのか?新しいシノギや殺しの手口とは?組長や現役幹部がその裏事情を激白!有名芸能人との癒着、半グレ集団の肥大化、出合った時の対処法など、誰もが知らないではすまされない「現代極道の最新知識」。

目次 : 第1章 組長、幹部たちはどう語るのか?/ 第2章 法律でどこまで守られるか?/ 第3章 出合ったら、どうすればよいか?/ 第4章 芸能界はまだ蝕まれているか?/ 第5章 警察は頼りになるのか?/ 第6章 暴力団は本当になくなるのか?/ 第7章 どうやって生き延びていくのか?

【著者紹介】
溝口敦 : 1942(昭和17)年、東京生まれ。早稲田大学政経学部卒。ノンフィクション作家。ジャーナリスト。『食肉の帝王』で、2003年に講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yumiko さん

    なんだか不穏なニュースが聞こえてくる。タイムリー…なのかも?前作の組織の成り立ちや仕事の中身、暴対法等の基礎知識を踏まえ、今作はこれから彼らはどこに向かい、それに我々はどう対処するべきかを探る一冊。相変わらず読み易く有難いけれど、前作の人気にあやかったのか、ちょっと焦点がぼやけ気味。先ず付き合わない、出会っても毅然と対応する、プロの助けを求める、が大事とのことだが、職種によっては難しこともありそう。警察と暴力団は持ちつ持たれつの関係にあるとの著者の懸念は、おそらく真実なのだろう。

  • ずっきん さん

    前作に比べると、暴対法と暴排条例の差と問題点をフォーカスし、筆者の考えを詳しく述べてます。前作を踏まえた上で読むと、非常にわかりやすい。暴排条例における一般市民のリスクというのには、考えが及んでなかったなあ。刊行から六年経っているので、なにかしら変化があるとは思いたいですが。全てを鵜呑みにはしませんが、読みやすく理解しやすいノンフィクションです。実録記事のようなものを期待する方には勧めません。それでも、好きな作品の元ネタらしきものがいっぱいありました(笑)

  • Nobu A さん

    前巻に続き、図書館本読了。ジャーナリストの仕事に改めて感服。前巻の出版に当たり、暴力団に脅されたり、左脇背を刺され、怪我を負わされながらも取材を続ける筆者のお蔭で我々、一般市民の知見が広がる。一方で、データや確証のない叙述は信頼性に欠けるので娯楽本として読んだ方がいい。暴対法や暴排条例の歴史的背景や警察、暴力団、一般市民それぞれに及ぼす影響等が鳥瞰出来たのが一番勉強になった。世界で唯一合法の反社会勢力が我々には縁がないと決めつけず、社会にどのように影響を及ぼすのか一考の価値があるように思える。

  • calaf さん

    暴力団排除条例...これは結局、これまでの暴力団vs警察という対立を、暴力団vs一般市民という構造に書き換えたもの。確かに、そうなのかも...しかし、このような問題点をいろいろと抱えながらも、これを捨てるべきではない?うーむ...しばらくは、一般市民(警察を含む)の犠牲が続くのかも... (-_-;;;

  • sayzk さん

    前作の続編というより、表題を「暴対法と暴排条例」としてもよかった程、この事について紙面とってあります。しかし暴力団をつぶしても暴力者は残る。そいつらを飼うという、組の存在はある程度認めて、且つ、あまりデカい顔させず、なんかやらかした時にすぐ警察が逮捕できるという形が理想、かな、我が国では。

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溝口敦

ノンフィクション作家。ジャーナリスト。1942年、東京都に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社勤務を経て、フリーに。著書『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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