アクティブラーニング型授業の基本形と生徒の身体性 学びと成長の講話シリーズ

溝上慎一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784798914770
ISBN 10 : 4798914770
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
158p;19

内容詳細

目次 : 第1章 アクティブラーニング型授業における教師と生徒の関係性((山形県立)庄内総合高等学校/ 庄内総合高等学校の改革のリーダー ほか)/ 第2章 アクティブラーニング型授業の基本形とさまざまな創意工夫(アクティブラーニング型授業における教師と生徒の関係性をつくる、アクティブラーニング型授業に即した生徒の身体化を促す/ 個‐協働‐個/内化‐外化‐内化の学習サイクルをつくる ほか)/ 第3章 よく思い出す技ありの名場面集(ICTを利用して生徒のワークをその時間内でフィードバックする/ 「立ってワークをおこない終えたら座る」をもう一歩進めて ほか)/ 第4章 文科省施策「社会に開かれた教育課程」をよくよく理解して(変わる日本社会と学校教育/ 「変わる日本社会」の前提を理解しない学校現場 ほか)/ 第5章 主体的な学習をそもそも論から理解する(主体的とは/ 主体的な学習とは ほか)

【著者紹介】
溝上慎一 : 1970年1月生まれ。大阪府立茨木高等学校卒業。神戸大学教育学部卒業、1996年京都大学高等教育教授システム開発センター助手、2000年講師、2003年京都大学高等教育研究開発推進センター助教授(のち准教授)。2014年より教授。大学院教育学研究科兼任。教育アセスメント室長。京都大学博士(教育学)。日本青年心理学会常任理事、大学教育学会常任理事、『青年心理学研究』編集委員、“Journal of Adolescence” Editorial Board委員、公益財団法人電通育英会大学生調査アドバイザー、学校法人桐蔭学園教育顧問、中央教育審議会臨時委員、大学の外部評価・AP委員、高校のSGH/SSH指導委員など。日本青年心理学会学会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • きいち さん

    やっぱりポジティブなのはいいな。◇私語の禁止、そして体を発言者のほうへ向けることの価値。教室が学ぶことをすばらしいと思う価値観に満たされた場になること。◇自分のことを見つめてしっかり考えて(内化)言葉として他者に向けて反応をもらって(外化)それを振り返って自らにとっての価値を考える(内化)、そのサイクルを皆が回せるよう促していくこと。魔法でもなんでもない、教員が身につけられるスキルなのだと考えると希望が膨らむ。◇主体的学習の3つの位相。確かに、社会人は人生見据えないとゼロから学びに向かわない。

  • ザインヘリット さん

    アクティブラーニングの「身体性」について理論的かつ実践的に迫った好著。だが(ここで言うようなことではないが、)なぜアクティブラーニングなのか。教育という営みに〈不易流行〉があるとすれば、アクティブラーニングは時代の要請=〈流行〉に傾く。ところで私はいつも教育の〈不易〉とはなんだろうかと思う。教育自体がそもそも〈流行〉にすぎぬとしたところで、それだけでは虚しくはないか。すべては流れ行くのみ畢竟、教育は道楽である。しかし、問いを発する者がいる限り教育はなくならない。可能なら〈流行〉のうちに〈不易〉を観たい。

  • えぬ さん

    溝上先生の講演を聞く機会があり、手にする。 アクティブラーニングをどう捉え、どのような力を身につけることが今の社会で必要なのか そのための授業で抑えるべきポイントなどがわかりやすく解説。入門にはいい

  • SP_Hitoshi さん

    ALの理論と実践について、実例に基づいて解説されている。著者の主張が明確で読みやすい。特に「なぜ主体的な学び、協働的な学びが必要なのか」という部分。豊富なエビデンスや実践例とともに、理想的な授業をどう実践していけばいいのかを考えていく手掛かりになる。

  • ゆうき さん

    アクティブラーニングと主体的な学びの関係性が非常にわかりやすい。学習の段階(課題依存型、自己調整型、人生型)の話は、講演でも伺ったが改めて読むことで腑に落ちた。授業者は授業において学習者をどの段階に到達させられているのか、自覚的であるべきだと感じる。個々の単元・教材の理解に留まるのではなく、学習者が知識を抽象化し、能力を汎用化するには、いかなる働きかけが必要かよく考えねばならない。シリーズとのことなので、続きが気になる。

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