人間の真実はパスカル『パンセ』に存在する

渡部昇一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784333025749
ISBN 10 : 4333025745
フォーマット
出版社
発行年月
2012年11月
日本
追加情報
:
188p 19cm(B6)

内容詳細

人間は一茎の葦にすぎない。だが、それは考える葦である―。パスカルと渡部昇一が明らかにする、人間の本性と人生の真理。混迷の時代を生きるための羅針盤。

目次 : 第1章 人間とは何か(科学は万能ではない/ 人間には二種類の精神がある ほか)/ 第2章 神の存在を信じること(宗教を疑う人の恐れと不幸/ 神は平等ではない ほか)/ 第3章 哲学する心(知ることで無知がわかる/ 自然から学ぶ意味 ほか)/ 第4章 人生の幸福とは何か(人はみな幸福へ向かう/ 不安が気ばらしを求める ほか)

【著者紹介】
渡部昇一 : 1930年、山形県生まれ。1955年、上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学に留学。ミュンスター大学哲学博士(1958年)、同大学名誉哲学博士(1994年)。専攻は英語学。上智大学教授を経て、2001年から同大学名誉教授。フルブライト交換教授としてアメリカ各地の大学で講義。イギリス国学協会会長。日本ビブリオフィル協会会長。第二十四回日本エッセイスト・クラブ賞、第一回正論大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Sugi Takahiro さん

    大学時代に読んだパスカルの「パンセ」に衝撃を受けた著者が、パンセを引用しながら、人間の幸せについて、神の捉え方について語った本。 気に入った引用は以下の2つ。 「神はあると言う表の方を取って、損得をはかってみ用。もし勝ったら希美はすべてを得るのだ。負けても何も失いはしない」 「人は後で知れるその理由によって不快になるのではなく、不快になるのでそのような理由を見つけるのだ」 マルクスの「自省録」、エリック・ホーファーの「魂の錬金術」に通ずるものがある。

  • mdoguti さん

    3回目。前回が2020年5月9日読了だったので、3年8ヶ月ぶりの再読。Niklaus Wirth 氏(プログラミング言語 Pascalの開発者)の訃報を受け、言語名のもととなった哲学者のことが気にかかり手元にあるものを読み漁っている。『われわれのあらゆる尊厳は、思考のうちにある。(中略)だから、よく考えるようにつとめよう。これこそ道徳の本源である』肝に銘じたい言葉です。

  • Coders さん

    結局、人間とは神と地上の間にいる「宙ぶらりん」の存在。それゆえ、安心など求めることは本末転倒。自分自身は神の存在に賭けている。

  • mdoguti さん

    2回目

  • 残心 さん

    パスカルの思想を理解するには、姪の難病がキリストのいばらの冠に触れたら奇跡的に完治した、という爆発的体験があったことが決定的に重要だとのこと。 「科学は万能ではない」 人間には、「幾何学的精神」と「繊細なる精神」の二種類の精神がある。 パスカルの思想は、奇跡を見た、という体験が原点なのでしょうね。 内容的にはあまり響かなかったような・・。 (超ななめ読み)

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人物・団体紹介

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渡部昇一

1930年、山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Dr.phil.(1958)、Dr.Phil.h.c(1994)。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。その間、フルブライト教授としてアメリカの4州6大学で講義。専門の英語学のみならず

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