中国人民解放軍の全貌 習近平 野望実現の切り札 扶桑社新書

渡部悦和

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594079499
ISBN 10 : 4594079490
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
追加情報
:
289p;18

内容詳細

人民解放軍を知らずして中国を語ることなかれ。習近平の「世界一の強国となる」という野望実現に、アジアから米国を追い出し、同地域の覇権を握ることは欠かせない。そのために200万人を誇る人民解放軍は必要不可欠且つ核心である。元自衛隊の高級幹部であり人民解放軍分析の第一人者がその全貌を白日の下に曝す!

目次 : 第1章 中国の国家戦略・軍事戦略・作戦/ 第2章 人民解放軍の基本的事項/ 第3章 習近平の人民解放軍大改革/ 第4章 人民解放軍陸軍:世界最大規模の陸軍/ 第5章 人民解放軍海軍:海洋強国の核心/ 第6章 人民解放軍空軍:航空強国の核心/ 第7章 ロケット軍:核抑止及び接近阻止/領域拒否の主役/ 第8章 戦略支援部隊:現代戦を支援する最重要な部隊/ 第9章 国防産業と先端科学技術/ 第10章 中国の世界進出を支える人民解放軍/ 第11章 中国の夢を阻む要因

【著者紹介】
渡部悦和 : 日本戦略研究フォーラム・シニアフェロー、元ハーバード大学アジアセンター・シニアフェロー、元陸上自衛隊東部方面総監。1978(昭和53)年、東京大学卒業後、陸上自衛隊入隊。その後、外務省安全保障課出向、ドイツ連邦軍指揮幕僚大学留学、防衛研究所副所長、陸上幕僚監部装備部長、第2師団長、陸上幕僚副長を経て2011(平成23)年に東部方面総監。2013年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mazda さん

    習近平が最近になって中国人民解放軍を30万人削減した、ということだったのですが、その詳細は雑技団や演奏員たちで、実際に軍人を削減したということではないようです。人民解放軍では、元々軍イコール陸軍という図式になっているところを、海兵隊に配置転換しているという話もあり、習政権はそれなりに軍事を知っているというところを見せつけてもいます。軍人が日本の8倍いながら軍事費が4倍程度というのも眉唾ですが、そもそも軍が腐敗していてピンハネが横行しているので、実際に軍事費に使われているのは相当少ない模様…。

  • 東側ギャン さん

    おそらくすべての国が悩んでる過大評価もせず過小評価もせずで悩んでいるところ。結局後にならないと答え合わせができんのがつらいわね

  • しゅんのすけ さん

    人民解放軍研究の第一人者(元陸上自衛隊方面総監)による著作で、[人民解放軍の実力を低く評価したがる傾向や反対に高く評価しすぎる傾向]を避け、急激に戦力を増強し続けている人民解放軍を事実に基づいて客観的に評価している。また、[人民解放軍の全貌]という作品名に相応しく、陸海空の各軍からロケット軍、先端技術まで幅広く解説する。また、トゥキディデスの罠やキンドルバーガーの罠の観点から人民解放軍の未来を冷静に予測する。既に中国の生産年齢人口が減少に転じていることを考えるとキンドルバーガーの罠こそ懸念すべきだろう。

  • ユウスケ・グラスカバー さん

    大変分かりやすく、勉強になりました? 著者の他の作品を読んでみようと思います。

  • さっきぃ☆ さん

    『彼を知り己を知れば百戦危うからず』とは孫子の言葉であるが、日本の隣国である中国の人民解放軍の脅威ついて、我々はどれくらい理解しているのだろうか。著者の渡部悦和元陸将は先般出版された『米中戦争その時日本は』に引き続き、最新の米国における研究成果を取り込み、中国の国家戦略から各軍種毎の変遷と戦い方を客観的に評価している一冊。安全保障の実務に関わる人や国際関係を学ぶ学部生が中国の人民解放軍を理解するための入門書としてもお薦めである。

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渡部悦和

元陸上自衛隊東部方面総監。1955年愛媛県出身。78年東京大学卒業後、陸上自衛隊入隊。外務省安全保障課出向、ドイツ連邦軍指揮幕僚大学留学を経て第28普通科連隊長(函館)、防衛研究所副所長、陸上幕僚監部装備部長、第2師団長、陸上幕僚副長。2011年東部方面総監。2013年退官

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