パナマ文書 「タックスヘイブン狩り」の衝撃が世界と日本を襲う

渡邉哲也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198641863
ISBN 10 : 4198641862
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
追加情報
:
205p;18

内容詳細

世界中に衝撃を与えている「パナマ文書」。その膨大な取引データの暴露は、個人や企業のみならず、社会や国際情勢を一変させるほどの破壊力がある。パナマ文書の正体から、今後の世界と日本に与える影響までを完全分析!

目次 : 第1章 パナマ文書の衝撃(パナマ文書とは何か/ オフショアの正体 ほか)/ 第2章 世界で「タックスヘイブン狩り」が始まる(タックスヘアブンを利用した脱税方法/ アマゾンにも影響が ほか)/ 第3章 パナマ文書で激変する世界情勢(窮地に陥るイギリス/ HSBCのスイスリークス事件 ほか)/ 第4章 パナマ文書が暴く「日本の闇」と企業の関係(これから日本企業に何が起こるか/ パナマ文書で日本の闇資金も明らかになる ほか)/ 第5章 日本はパナマ文書をいかに活用すべきか(国内外の反社会的勢力の息の根を止める仕組み/ ゆうちょ銀行が抱える問題点 ほか)

【著者紹介】
渡邉哲也 : 作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営などに携わる。大手掲示板での欧米経済、韓国経済などの評論が話題となり、2009年、『本当にヤバイ!欧州経済』(彩図社)を出版、欧州危機を警告し大反響を呼んだ。内外の経済・政治情勢のリサーチや分析に定評があり、さまざまな政策立案の支援から、雑誌の企画・監修まで幅広く活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Y2K☮ さん

    英領バージン諸島や香港などタックスヘイブンの多くはかつての大英帝国所縁の地。パナマ文書の流出は経済覇権を巡る英米の暗闘? 租税回避地は諸々の規制が緩く、テロリストや反社会的勢力の闇資金の隠し場所になっている。それも問題だが一番の関心はこのシステムを悪用した大企業が税金を自国に納めない事。それで社会保障の財源が無いから消費税上げると言われても。ダブルアイリッシュとか巧妙な手口で感心したが、こんなのを許したら真面目に税を払っている国内企業が競争に負けてしまう。ゆうちょの問題やSEALDsの裏側も勉強になった。

  • ぷれば さん

    パナマ文書…膨大な取引データの暴露は、個人や企業のみならず、社会や国家、ひいては国際情勢を一変させるほどの破壊力をもつ。パナマ文書の正体から今後の世界と日本に与える影響までを完全分析。わずか200頁ほどに、パナマ文書のみならず、日本で世界で着々と進行している金融問題ならびに対策など一気に解説。必読書。

  • 羽 さん

    ☆☆☆☆ タックスヘイブンはいつか利用してみたいくらいの気持ちだった。数ヶ月前、パナマ文書流出でタックスヘイブンが大きく取り上げられ、各国の大企業や富裕層が節税対策で利用し、それに対する国民のデモが起きていることを知った。孫正義を始めパナマ文書には日本人の名前も載っており、巨額の利益を得ている人が本来なら納めるべき税金を納めず海外に流出させていることに憤りを覚えた。今後の日本のためにもちゃんと納めてほしい。後半はパナマ文書流出が日本に与える影響について。地下銀行や反社会的勢力の話は興味深かった。

  • C-biscuit さん

    久しぶりに購入。この本はタイトルの通り流出したパナマ文書について書かれており、それによる影響を租税回避以外にもあることが書いてある。特にタックスヘイブンはマネーロンダリングに使われていることが多いので国際テロ組織や暴力団などの資金を断つことができるらしい。武力による制裁よりも今は金融的な制裁の方が強い時代であり、口座の凍結は大きなダメージを与えることができる。そして、パナマ文書により誰の口座かはっきりしたことで、制裁や課税もできるようである。各国の財政が逼迫している中、国際的な取組が進んでいるようである。

  • jj さん

    オフショア取引世界4位モサックフォンセカから流出した機密文書。タックスヘイブンにおける匿名性がテロ関連を含め不正資金等特定可能となり、不正資金口座の真の所有者が明白に。グローバル化の不正行為はリーマン後のアンチグローバリズムを活発化させ、英国EU離脱、トランプ現象を絡め説明しているのは分かり易い。米国陰謀説にも言及しており、中、露要人と比較し米国要人の流出は極めて少ないという。中国元のSDRの構成通貨入りの野望と、英中接近。キャメロンのリストアップ、首相問題とEU離脱国民投票。国際政治の闇を感じますね。

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渡邉哲也

作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営などに携わる。大手掲示板での欧米経済、韓国経済などの評論が話題となり、2009年、『本当にヤバイ!欧州経済』(彩図社)を出版、欧州危機を警告し大反響を呼んだ。内外の経済・政治情勢のリサーチや分

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