歌舞伎 型の魅力 角川ソフィア文庫

渡辺保

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784044080051
ISBN 10 : 4044080054
フォーマット
出版社
発行年月
2013年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
338p;15

内容詳細

型がわかれば歌舞伎はもっと味わい深い

「型の芸術」といわれる歌舞伎。鬘(かつら)、衣裳、台本、せりふほか、「型」は役を大きく変える。歌舞伎評論の泰斗が、型の成り立ちと変遷、役者ごとの演技を探求。歌舞伎鑑賞のコツは型にあり!

【著者紹介】
渡辺保 : 1936年、東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、東宝演劇部企画室を経て、演劇評論家に。『女形の運命』で芸術選奨文部大臣新人賞、『忠臣蔵 もう一つの歴史感覚』で平林たい子文学賞、また同書と『俳優の運命』で河竹賞、『娘道成寺』で読売文学賞、『四代目市川団十郎』で芸術選奨文部大臣賞、『黙阿弥の明治維新』で読売文学賞を受賞。2013年には『明治演劇史』で再び河竹賞を受賞した。2000年に紫綬褒章を、2009年には旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    家によって型が違い、その役の解釈も大きく異なってくるということが事細かに例を挙げて書かれており、資料的な価値も高い。歌舞伎とは口伝と所作を間近で見て覚える稽古が基本であろうから、その伝承の部分がいかに大きいか、時代によってどう変わってきたのかがわかりとても興味深く拝読できた。

  • takao さん

    DVDでみたい。

  • 絶間之助 さん

    冒頭、歌舞伎の究極の面白さは「型」にある、と始まります。まるで歌舞伎は固まった型でできている、という話かと思いますが、そうではない。先人の残した所作、台詞回し、舞台装置、性根の持ち方には各役者の個性があり、工夫がある。これを記録に残し、今後に活かすべき、ということでしょうか。 学術的な本なのでしょうけれど、私には、役者の個性、考え方や演出の違いが面白いなあと思いました。 最近、仁左衛門のすし屋の権太を見て、松緑や菊五郎と全く違った演出ですが、人情味があり面白かった。これを思い浮かべながら読んでいました。

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人物・団体紹介

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渡辺保

1936年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、東宝入社。1965年、『歌舞伎に女優を』で評論デビュー。企画室長を経て、東宝退社。淑徳大学、放送大学など、多数の大学で教鞭をとる。演劇評論家。芸術院会員。受勲には、2000年11月紫綬褒章、2009年11月旭日小綬章、2017年12月日本芸術院賞・恩

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