アジサイはなぜ葉にアルミ毒をためるのか 樹木19種の個性と生き残り戦略

渡辺一夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784806715368
ISBN 10 : 4806715360
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
216p;19

内容詳細

日本を代表する樹木19種を、「森の案内人」のエキスパートである著者が解説。外見の特徴、生き残るための多様な戦略―身近な自然木の魅力にあっと驚く本格的樹木ガイド。

目次 : 第1章 体に秘めた生きる力/ 第2章 撹乱を利用せよ/ 第3章 人の営みに翻弄されて/ 第4章 生き物たちとのお付き合い/ 第5章 気候の変化を生き抜く/ 第6章 見えない敵と戦う

【著者紹介】
渡辺一夫 : 1963年横浜生まれ。森林インストラクター。東京農工大学大学院修了。農学博士。森林インストラクターとして、樹木と人間のかかわりや、森の成り立ち・仕組みを解説する仕事をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さきん さん

    樹木というところが他にはない魅力的なところ。身近に生えながら、地味な照葉樹も何種も紹介してあって、地味な樹木に対しての関心が深まった。

  • 鯖 さん

    11種以上のアブラムシに寄生されるイスノキが壮絶すぎた。他種のアブラムシが作った虫こぶの上に、更に虫こぶを作る専門のアブラムシもいるとのこと。卵と幼虫とサナギと成虫、全部違う種類の寄生ハチに乗っ取られるようなモンか…。アブラムシの唾液に分泌される化学物質のせいで、イスノキちゃんの細胞は肥大化して、アブラムシのおうちの虫こぶとしてふくらんじゃったり、おうちの修理しちゃったり、トイレとして自らの身体をスポンジ状に変形させたりしちゃうのだ…。植物だから、動けないし、アブラムシから逃げれない。しんどい。

  • 今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン さん

    めっさ面白かった。読後感は「生きるってなに?生かされてる?」という非常に深遠なものとなりましたよ!

  • yamakujira さん

    キャッチーなタイトルはさておき、内容は副題の通りで、アジサイは紹介される19種のひとつにすぎないけれど、タイトルにするだけあってアジサイの話はおもしろかった。土壌のPHで花の色が変わることは知っていても、PHによって吸収性が違うアルミニウムが主因なのか。エゾマツとトドマツの垂直分布も、気温差だけじゃなくて、土壌細菌の分布標高差に左右されているってのは興味深い。樹木の深謀遠慮に感嘆しながらも、ヤマグルマ、イスノキ、ホルトノキなど、知らない樹木がいくつもある自分の知識不足が残念だった。 (★★★☆☆)

  • Humbaba さん

    生物は自分たちが生き残るために適切な戦略をとっている。そのため一見不可解に見えても、現代まで生き残っている以上はそれなりの理由がある。ただ何気なく見ているだけでなく、なぜそうなっているのかの理由を考えれば、周囲のものに対する見方も変わってくるだろう。

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