やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 11 ガガガ文庫

渡航

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094515589
ISBN 10 : 4094515585
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
321p;15

内容詳細

まちがい続け、いつまでも手の届かない答え

一色いろはの依頼を受け、バレンタインデーのイベントを手伝うことになった奉仕部。そのイベントには三浦や海老名、川崎などいつものメンバーも加わり、より大規模なものになっていく。穏やかで暖かな空気の中、だんだんと見過ごせなくなってくる小さな違和感、慣れないことで戸惑っているのだと自分に言い聞かせようとしても誤魔化せない気持ち。本物から目をそらしてでも、この時間がずっと続けばいいのかもしれない――。何も気づかないほうが良かったのかもしれない――。提案される「彼女の相談、彼女の依頼」。雪は静かに降り積もり、彼ら、彼女らの今という景色を変えていく。

【著者紹介】
渡航 : 1987年生まれ。会社員が、ラノベ作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とら さん

    曖昧な表現の連続。正直完全に理解したかっていうとそれはないと思う。なぜなら如何せん抽象的だからだ。しかしこれは今の奉仕部の三人の関係というのが、そういったやり方でしか文章化出来ない関係だからなのだと思う。流石に現実世界でこんな曖昧な言葉を使うと会話が成り立たないが、それに似たような表現を使っているということはあると思う。表現が違うにせよ、発した言葉の意味をそのまま受け取っても分からない、それが本心ではないなんてことは多々ある。それは実際自分にも中々分からないことなので、次巻描かれるだろう一つの答えを待つ。

  • まりも さん

    奉仕部の面々が一色,三浦,川崎たちのバレンタインチョコづくりを手伝うべく、一色主催の講習会に参加する事に…な話。穏やかな雰囲気で進むチョコレート作りにほのぼのとしつつも、そこに潜む違和感とそれを指摘する陽乃や違和感を飲み込もうとする八幡がいる事でどこか不安を煽る展開になってましたね。本物とは一体何なのか、その為にはどうすればいいのか。由比ヶ浜が一つの決心をし、雪ノ下も自分の問題に関する依頼を出した中、八幡はどのような決断を下すのか気になりますね。物語も残すところあと僅かなので、次巻がたのしみです

  • チェシャ猫 さん

    小説で違和感を言葉にせずに読者に伝えようと言う試みがすごい。けどその違和感がどういうことか具体的にはよくわからない。今が幸せで維持したい気持ちはあるが、心が求めているものと違うことには気づいてしまっている矛盾。それを周りからも指摘され・・・、とうとう3人の関係に大きな変化が来そうですね。そして恐らく平塚先生も4月にはどこかへ・・・。

  • いーたん さん

    アニメの補完的な感覚で読了。季節は冬。いや、それ以前にもクリスマスなどの冬イベントもあったけどね。今回は余計にバレンタインに雪などより一層冬を感じました。一巻が春だったことを思えば、季節は巡り巡って城廻。じゃなかった、彼らの物語もいよいよ佳境。奉仕部最後の依頼の奉仕部3人の自身の依頼。ここから始まる3人の青春ラブコメ。彼らの依頼が完了した時、奉仕部はどうなるのだろうか。比企谷は、雪ノ下は、由比ヶ浜は、みんな幸せになって欲しいと願ってしまうのは読者のエゴですかね。それでも願ってしまう。彼らの本物をね。

  • よっち さん

    一色いろはの依頼を受け、バレンタインデーのイベントを手伝うことになった奉仕部。よく動くいろはたちとらしい地の文で、様々な思惑が交錯するイベントの様子を楽しめたんですが、一方で何か察しているような態度を見せる結衣、どうしたらいいか戸惑う雪乃、そんな日常に違和感を感じている八幡という構図には不安を煽られました。それが本物なのかと疑問を呈する陽乃の指摘からもやもやする状況でしたが、覚悟を決めた結衣が一歩踏み出したことで、物語も結末に向けて動き出しそうですね。雪乃が出す依頼、八幡の決断はいかに。次巻が楽しみです。

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渡航

1987年生まれ。A型みずがめ座(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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