B/W完全犯罪研究会

清涼院流水

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784778311773
ISBN 10 : 4778311779
フォーマット
出版社
発行年月
2009年06月
日本
追加情報
:
20cm,248p

内容詳細

3年連続で異なる殺人鬼に生命を狙われた天見仄香。現在、警視庁の犯罪被害者支援室に勤務し、「疑惑の少年」真壁巧と出会う。真壁の周囲では、人間消失事件が起きていた。そして、仄香に迫る4度めの危機…。

【著者紹介】
清涼院流水 : 1974年、兵庫県生まれ。1996年より作家活動を開始し、13年間に60を超す著作がある。カナダ人マンガ家カイ・チェンバレンとの合同公式サイト「bbb circle」を2009年5月1日にオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やな さん

    初読み作家さん。表紙&タイトル買い。スゴく面白そうなミステリーに見えたので。でも、失敗したみたい。こらアカンわ。謎を煽るだけ煽って、このトリックはないわ。絶対不可能。こんなのを本にしていることに、逆にビックリしてもうた。でも途中までは抜群に面白いので、興味のある方はぜひ!

  • nari さん

    もう少し、気分をスッキリさせてもらいたかったなぁ。なんか、モヤモヤする…。

  • chaoss さん

    コズミック以来の流水読書。現実に近い設定、警察の登場で「やっと流水先生も一般に合わせるようになったか!」と期待した。登場人物の名前はキラキラだが、許容できる範囲ではある。警察の設定も現実感がなく2D的だが、読み易さを意識しており、そのために損なわれてしまったのだろうと推測できる。そして、最初の謎の提示が大胆で魅力的だ。この謎に納得できる現実感のある答えを提示できるなら、流水は一般で復活する! しかし、読後感はコズミックと同じであり、流水はやはり流水なのだと思い知らされた。芸風は変わらない! 流水大説!

  • すがやん さん

    最初は、大量消失事件やら、レクター博士風の連続犯人やらで、面白く読んでいたのに、後半ががっくり。鍵を傷つけずにどうやって開けたのか?とか、どうやって病院から抜け出したのか?とか、色々とわからないところはほったらかしのまま、強引に終わった。無理やりすぎ。

  • あすかい さん

    清涼院流水先生のミステリーは内側で完結している。例えば今回の作品でいうと、人間の消失の方法は語られてもなぜ人間を消したのかという動機は疑問にすらされない。なぜならば、それはこの作品の主題ではないからだ。よって、読者が抱く常識的な疑問にも作者は答えない。この徹底したスタンスは初期から批判の対象となっているが僕はそこがもっとも優れた長所だと思う。

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人物・団体紹介

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清涼院流水

1974年、兵庫県生まれ。作家。英訳者。「The BBB(作家の英語圏進出プロジェクト)」編集長。京都大学在学中、『コズミック』(講談社)で第2回メフィスト賞を受賞。以後、著作多数。TOEICテストで満点を5回獲得。2020年7月20日に受洗し、カトリック信徒となる(本データはこの書籍が刊行された当

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