モンテーニュの哲学研究

清水誠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784862850980
ISBN 10 : 4862850987
フォーマット
出版社
発行年月
2011年01月
日本
追加情報
:
22cm,299,3p

内容詳細

モンテーニュ(1533‐92)の『随想録』を日常経験との繋がりで問うとともに哲学的鉱脈を探ることにより哲学史上に位置づけた画期的業績である。第1部では、エセーの執筆された「モンテーニュの城館」を訪れた著者が、その内部を観察してモンテーニュの日常を想起しつつエセーを吟味し、モラリスト・モンテーニュの生活と思索を明らかにする。貴族になるために一族が払った努力を背景に、幼児期の教育や母との葛藤、妻の不倫問題や相続など家族間の微妙な関係が分析され、また宗教戦争の時代に複雑な宮廷の権力関係の中で知恵と才覚を駆使して時代を生き抜く姿を、政治の動きを通して解明する。第2部では、『随想録』107篇中で最大のエセー「レーモン・スボンの弁護」を考察する。

目次 : 第1部 モンテーニュ『随想録』の人文学的構造(モンテーニュの家族たち/ 世界内存在として)/ 第2部 モンテーニュと自然神学の弁護(レーモン・スボンの自然神学/ ミシェル・モンテーニュ著「レーモン・スボンの弁護」の分析/ トーマス・F・トーランスの自然神学)

【著者紹介】
清水誠 : 1933年岡山県に生まれる。1958年東京大学教養学部教養学科卒業。武蔵大学名誉教授。2009年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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清水誠

静岡県に育つ。東京大学大学院修士課程修了。ドイツ語学・ゲルマン語学専攻。現在:北海道大学大学院文学研究院特任教授、文学博士、オランダ学士院フリスケアカデミー会員(lid fan de Fryske Akademy,KNAW)。著書、『ゲルマン語入門』(三省堂、日本独文学会賞受賞)ほか(本データはこの

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