不眠とうつ病 岩波新書

清水徹男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784004315582
ISBN 10 : 4004315581
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
186p;18

内容詳細

今夜も眠れなかったら、どうしよう…。そんな不安や心配が、うつ病の引き金となる。二週間以上つづく不眠は、うつ病のサイン。体内リズムの病気ともいわれる、うつ病の兆候と症状を、不眠との関係から明らかにする。予防法としての睡眠改善と快眠法、薬に頼らず眠りで治す最新の治療法まで、やさしく丁寧に解説。

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 佐藤一臣 さん

    うつ病の詳細な説明はない。うつ病者は概して不眠であり、不眠者はうつ病になる可能性があるという視点から、不眠をいかに防ぐか治すかに力点が置かれている。第四章までは非常に平易な説明で専門的な用語や概念でもわかりやすかった。しかし、第五章以降はおそらく病気の治療の側面が強くなったために難しい概念が矢継ぎ早に出てきて理解は困難を極めた。認知行動療法が不眠に効果的である点や生活習慣を自分本位(悪人のすすめ)に変えることを提唱している。結局、マクロは強制的に行動を変えて、ミクロはこだわりを捨てて行動を変えてなのかな。

  • そうたそ さん

    ★★★☆☆ 今は割と改善されたが、一時期不眠に悩んだ時期があった。それだけに本書の内容も気になって手に取ってみた次第。「不眠とうつ病」とあるが、うつ病への言及は少なく、うつ病の原因となり得る不眠について解説した本だと言える。そのため、不眠が何たるかを知るには適しているが、不眠の解消法を教えてくれる本ではないので要注意。読後には改めて睡眠の重要さを実感した。快眠に勝る健康法はないのだと。でもいざ不眠に陥った時、特効薬もないし、絶対的な改善法も少ない。それだけに不眠とはまた難しい問題でもあるのだろう。

  • 海星梨 さん

    オレキシンとか3つのPとか5つのPとか色々。図らずしも神経心理学の復習になったような、「えーと睡眠中枢どこだっけ?(視床下部前部とページをめくって答えを見つける)」ならなかったような。ちゃんと理解できる日はくるのか? 新型コロナで大学ないからこの機会に睡眠薬と手を切ろうと思ったら、作業効率が半分になって断念しました。寝付くまでスマホ画面とか寝酒がダメってことはわかってるんだ……でもそうしないと頭が延々働いてるんですよ……?

  • ゆみまき さん

    睡眠外来に通っているため、読んでみることに。導入でうつ病に触れているけれど、本の大半が睡眠で占められている印象。医学部の先生が書かれた本のためか本の最初は論文の序論のようで、慣れていない人には少々堅苦しく感じてしまうかもしれない(個人的に2章の断眠実験や家族性致死性不眠症の話は興味深かったです)。不眠やうつ病の解決策を細かく提案している本ではなく(最後に少し書いてある程度)「睡眠」について詳しく説明した本なので、解決策を求めてこの本を取った人は読んだときにギャップを感じるかも? 個人的には面白かったです。

  • ジュリ さん

    うつで不眠になる、不眠でうつになりやすくなる。うつの人は生活習慣病になりやすい、生活習慣病の人はうつになりやすい。卵が先か鶏が先か。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

物理・科学・医学 に関連する商品情報

おすすめの商品