空あかり 山一證券“しんがり”百人の言葉

清武英利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062208611
ISBN 10 : 406220861X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
336p;19

内容詳細

100人の元山一社員が実名で登場!銀行、証券、飲食店経営、役者、脚本家、公務員、医師、キャスター…WOWOWでドラマ化された感動の名著『しんがり』のその後。

目次 : 明日がある/ 我が道を行く/ 「しんがり」は生きる/ 背負って生きるということ/ 仲間のぬくもり/ 闘っているか/ 自分に区切りをつけに来た/ 逆境をバネに/ 元社員のプラットホーム/ 女の反骨/ 人生を生き直す/ 他人と違う喜び/ 明日のための記憶がある/ 負けるもんか/ 家族がいるから

【著者紹介】
清武英利 : 1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、75年に読売新聞社入社。青森支局を振り出しに、社会部記者として、警視庁、国税庁などを担当。中部本社(現中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より読売巨人軍球団代表兼編成本部長。11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され、係争に。現在はノンフィクション作家として活動。著書『しんがり 山一證券最後の12人』(講談社+α文庫)で2014年度講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • のっち♬ さん

    廃業で否応もなく転機を迫られると、人間は大抵のことが出来るとモトヤマの人々は証明している。男性の多くは金融業界に残った一方で、男性優位に嫌気がさした女性たちはあらゆる職業に散らばった傾向が見られる。家庭で揉めた様子はあまりない、元々社内結婚が多くて辛さを理解できるのが一因かも。転職に行き詰まったら助け合うのもモトヤマの美徳だ。そこには他では律儀過ぎて浮いてしまっても、廃業の経験をバネにできる気概への強い信頼がある。人の山一のプライドはこうして後世に受け継がれていくのだろう。ドラマ化の宣伝意図を所々感じた。

  • きみたけ さん

    著者は、山一證券破綻当時に読売新聞社会部長、その後読売巨人軍球団代表兼編成本部長を経験した清武英利氏。(私の中では巨人のイメージが強いです)山一證券破綻に関してすでに2冊の本を執筆しており、書き漏らした約200人の「清算社員」の苦しみ、女性社員や妻たちの物語、社員たちの再起の行方を追った一冊。清算業務センター長だった菊野晋次氏から送られた当時の清算業務記録が綴られた大学ノートをもとに、元社員たちへのアンケートも交えて書き綴ってます。300頁超で読み応えありですが、モトヤマの心の叫びが伝わりました。

  • Yunemo さん

    2013年12月に「しんがり」読了。山一破綻から20年が経ったのですね。当時の金融破綻を目のあたりにして、もう日本の再生は無いんだ、とのネガティブな想いにかられたことを思い出して。本作の102人の想いにふれて、自身だったら、こうまで生き残れていないのじゃないかな、なんてことを心の内で想います。挫折の記憶を掘り起こして言葉にできた、ある意味吹っ切れた方々の想い、なのでしょうが、吹っ切れずに埋没してしまった方々がどれほどいるのか。ただただ、働くことは、人生の意義を確認すること、こう言って振返られる強さに敬服。

  • おいしゃん さん

    山一證券倒産時に、最前線にいた百人による回顧録。経営陣への怒りはあっても、会社自体や同僚には未だに愛着持つ人がほとんどで、「人の山一」であったことを強く感じさせる。

  • 楽駿 さん

    川崎図書館本。「しんがり」の関連本。金融再編の序章が、北海道拓殖銀行と山一證券の破綻だった気がする。ずっと、金融関係の末端でお仕事してきましたが、私の在籍していた信販会社も自主廃業した事があり、尚更に、興味深く拝読しました。常識的におかしな事が、まかり通っている会社は、やはり、存続はできないだろうって、言うのが、正直な感想。破綻をマイナスと思わず、前を向いた人には、それなりの道が開けたことが、何より嬉しい。自分自身で、道は切り開くしかない。その覚悟は、破綻のおかげで、私もできたもの。

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清武英利

1950年宮崎県生まれ。立命館大学卒業後、75年に読売新聞社入社。社会部記者として警視庁、国税庁などを担当。中部本社(現中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より読売巨人軍球団代表兼編成本部長。11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され、

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