ロシア・アヴァンギャルドのデザイン 未来を夢見るアート

海野弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784756246127
ISBN 10 : 4756246125
フォーマット
発行年月
2015年03月
日本
追加情報
:
319p;26

内容詳細

モダンでスタイリッシュなアヴァンギャルド・デザイン

100年以上経った今見ても斬新なロシア・アヴァンギャルドのデザイン。本書はエディトリアル・デザインを中心に、映画やプロパガンダのポスター・絵本のデザイン・舞台デザイン・テキスタイルなど約300点を収録! これまでのロシア・アヴァンギャルドの硬いイメージを払拭し、やわらかい視点でデザインを楽しめる1冊です。

【著者紹介】
海野弘 : 1939年東京都生まれ。評論家、作家。早稲田大学文学部ロシア文学科卒業後、平凡社にて『太陽』編集長を経て独立。現在、美術・映画・音楽・都市論・文学・ファッションなど幅広い分野で執筆活動を行う。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • らぱん さん

    ロシアのアヴァンギャルドにめろめろになった。ペーパーバックの装丁もいい。400頁超のオールカラーで網羅的に作品が掲載され、丁寧な解説で社会的な事象と並列された各芸術運動などの年表もありわかりやすい。映画ポスターは目を引き、テキスタイルのデザインに感嘆した。舞台や衣装のデザインも斬新だ。掲載作品はグラフィックが多いのだが、紙やインクや版の数が限られていることを補う工夫がオリジナリティにもなっている。革命後の政治ポスターは共産主義への希望に満ちていて物悲しい気持ちになったが、この本全体からは元気をもらった。↓

  • スプーン さん

    アールデコを母、社会主義を父に持ったロシアの前衛ポスターたち。ある種独特の世界です。ポチョムキンのポスターは何種類もあるんですね☆

  • 内島菫 さん

    ロシア革命前後10年ほどの短い期間を駆け抜けた、若い芸術潮流。解説文に所々見られる、どこか舌足らずな短文を重ねる書き方もロシア・アヴァンギャルド風に思えてくる(違うのだろうけれど)。Cを「エス」と読むとか、Rの鏡文字とか、「中」に似た文字とか、ロシア語の表記の面白さも改めて認識する。文字も一つのデザインなんだな。省略化・繰り返しが楽しさを誘う。かと思うと、作者の感性を爆発させたような色彩や形にあふれた作品もある。個人的に気になったのは、この異端の中にあってさえも異端であったというパーヴェル・フィローノフ。

  • ソバージュ さん

    図書館本。ロシア革命時に開花したロシア・アバンギャルド。ジャンルやグループの図解や年表、丁寧な説明で理解しやすく、それぞれの作品が大判で掲載され十分堪能できる。特にプロパガンダポスター、映画ポスターと舞台&衣装デザインが興味を引いた。

  • りぃ さん

    これらアヴァンギャルド芸術のパワーの源はといえばもちろんロシア革命だ。ソ連の結末を知っている身からすると、なんともいえない複雑な気持ちになる。良くも悪くも強烈な出来事が起こらないと、なかなか芸術って劇的な展開を見せないのかなあ、と思ってしまう。ショパンも1848年革命に触発されて「革命のエチュード」という素晴らしい曲を作ったし…。

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海野弘

評論家、作家。早稲田大学ロシア文学科卒業。平凡社にて、『太陽』編集長を経て、独立。美術、装飾文化、都市論、文学など幅広い分野で執筆を行う。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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