オリエンタル・ファンタジー アラビアン・ナイトのおとぎ話ときらめく装飾の世界

海野弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784756248169
ISBN 10 : 4756248160
フォーマット
発行年月
2016年11月
日本
追加情報
:
295p;26

内容詳細

目次 : 第1章 アラビアン・ナイトのおとぎ話と挿絵の世界(「アラビアン・ナイトの歴史」『千夜一夜物語』諸版の挿絵/ 「もう1つのオリエンタル絵本」『ルバイヤート』絵本の画家たち)/ 第2章 アラビアン・ナイトのファッションと装飾デザイン(バレエ・リュスとディアギレフ/ ポール・ポワレとアラビアン・ナイトの饗宴/ 「アラビアン・ナイトのデザイン」建築から本へ)/ 第3章 オリエンタリズムはさらに遠くへ 広がる異国のイメージ(「ロマンティック・オリエンタリズム」遠い国への夢/ 中国・インド・東南アジア…オリエンタリズムはさらに遠くへ/ おとぎ話のオリエンタル・ビューティたち)

【著者紹介】
海野弘 : 1939年東京生まれ。評論家、作家。早稲田大学ロシア文学科卒業後、平凡社にて『太陽』編集長を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • syaori さん

    西洋の人々が夢中になった東洋への興味、幻想を19世紀から始まった『千夜一夜』の挿絵や絵本、『ルバイヤート』の挿絵本などのほかバレエ・リュスやポール・ポワレにも触れながら垣間見せてくれる本。エドマンド・デュラックやカイ・ニールセン、ステレットなどの千夜一夜の挿絵、バルフォアやモリスのルバイヤートの挿絵などがたっぷり収録されていてうっとりします。東洋のお姫様や魔神たちが躍動するのは中東や中国、日本が混然一体となっていたりする不思議な世界だったりして、その幻想的でエキゾチックな世界を堪能できる贅沢な一冊でした。

  • 鯖 さん

    古今東西アラビアンナイトの挿絵を集めた本。著者はバートン版のアラビアンナイトを訳された大場先生と親交が深く、献辞にも書かれていた。難しいだろうけど、あの大人向けアラビアンナイト全集にこの挿絵をつけて読み直したいなあ。それと塗り絵もしたい。アラビアンナイトには夢がつまってる。

  • みよちゃん さん

    読むと言うより眺めて楽しみました。有名な話や知らない話もありましたが、異国情緒豊かで、ファッションや時代を感じさせる絵が素敵でした。

  • じゅんた さん

    少し前から続くイスラム美術マイブームから。イラストが魅力的な事もさることながら、説明文が読み応えあり●版によるピックアップしている話の違い、訳の文学性の違い、19世紀に認知された〈子供〉の世界の独自性、オリエンタリズムへの憧れが、オリエンタリズムとファンタジーを結びつけた●子供のアラビアンナイトが生まれたことにより、大人のアラビアンナイトがより官能的に展開●シンドバッドのシンドはインドのこと●デュランの青の時代はコバルトブルーが特徴●ビアズリーの活動期間がわずか6年

  • 秋良 さん

    オリエンタル(東方)と一口に言っても、アフリカ、アラブ、中東、東アジアが一緒くたになり絵の中で混ざり合っていた。だから背景は中国っぽいけど話はエジプトっぽいとか、衣装はインドネシアとかよくある。昔はネットで検索できなかったから、画家がそれぞれ想像を膨らまして描いてたのかも。そのごた混ぜ具合は現代の漫画にも通じるものがあって、自由な発想が結構、好き。

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海野弘

評論家、作家。早稲田大学ロシア文学科卒業。平凡社にて、『太陽』編集長を経て、独立。美術、装飾文化、都市論、文学など幅広い分野で執筆を行う。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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