自然のだまし絵 昆虫の擬態 進化が生んだ驚異の姿

海野和男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784416615959
ISBN 10 : 4416615957
フォーマット
出版社
発行年月
2015年05月
日本
追加情報
:
151p;27

内容詳細

1993年に写真集『昆虫の擬態』を出してから12年。今回の写真集は、海野氏自ら「私の決定版と言えるものにしたい」という意気込みから生まれた新版の擬態の写真集。掲載写真は、300点を超えるものとなっているが、図鑑とは違い、見開きで展開する写真も多く、これまでにない見応えのある写真集となっている。巻末では、擬態に関する解説と掲載写真のここの解説が記載されている。

【著者紹介】
海野和男 : 1947年、東京で生まれる。昆虫を中心とする自然写真家。東京農工大学の日高敏隆研究室で昆虫行動学を学ぶ。大学時代に撮影した「スジグロシロチョウの交尾拒否行動」の写真が雑誌に掲載され、それを契機にフリーの写真家の道に進む。アジアやアメリカの熱帯雨林地域で昆虫の擬態を長年撮影。1990年から長野県小諸市にアトリエを構え、身近な自然を記録する。1999年2月よりデジタルカメラで撮影した写真にコメントを付けて毎日更新する「小諸日記」を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • MOKIZAN さん

    こういう擬態って、きっかけは何なのか、どうやって進化の具合を判断して、どうやって今の頃合いで留まるように抑えたのか、そもそも人間と同じように見えているのか、3Dモドキの羽なんて特に。等々思うんですが、寝られなくなるので考え込むのはやめておきます。万物創造の神様は無尽蔵ですね。

  • ga さん

    昆虫の擬態、変態が大好きな娘と一緒に1ページ1ページを思いっきり堪能!本当に昆虫って不思議の宝庫。何故こんな進化をし続けているのか・・・木の葉や枝に擬態する虫は見慣れた感があるのだけど、苔むす幹に同化して探すことすら困難な昆虫たちはもう圧巻。今後私は絶対に森や林で木の幹や葉っぱを無意識に触らない事を誓います!今回のヒットは偽頭持ちのウシロムキアルキ、可愛いったらありゃしない。他の虫もどきや原色フワフワ君、派手な蛇腹を隠し持つナナフシと見どころ満載。最後はジンメンカメムシの見事なリーゼント顔で締め。

  • ちーたん さん

    これはびっくり。昆虫にもびっくりだけど、撮った人の方がびっくりかな。

  • ねね さん

    見事な擬態写真ばかりでした!!昆虫は大の苦手なのですが、擬態する生き物の写真は凄いから昔から大好きです。本からは出てこないからね!!wしかし、この見事な擬態した生き物が、ちょっと触った葉っぱや木の表面に居たら…と思うと、ぎええええって寒気がぞわぞわしてくるのです(笑)蝶の羽が、乾燥して巻き上がった葉っぱそっくりだったり、花のつぼみが密集してるように見える芋虫だったり…どうしてこんなふうに見事な進化を遂げたのか、知りたい。やっぱそう「見える」ようになるには、何か原因があると思うのだけどなあ。

  • 遠い日 さん

    海野さんの擬態写真45年の集大成とも呼べる写真集。それはそれはすばらしい写真集だ。擬態の完璧さ、美しさ、不思議さに魅せられる。生き抜くための進化と本能。虫たちには必然であり、そしてその効果を知っているとしか思えないような姿だ。何度も何度も見返しては、感嘆のため息。

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人物・団体紹介

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海野和男

1947年東京生まれ、小学生時代より昆虫と写真に興味を持ち東京農工大学で昆虫行動学を学んだあと、フリーの昆虫写真家として活躍。主なフィールドは長野県小諸市とマレーシア。熱帯雨林の昆虫、特に擬態に興味を持ちライフワークとしている。年間100日を熱帯で撮影することを目標に世界各地で撮影を続ける。1990

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