りゅうのめのなみだ いわさきちひろの絵本

浜田廣介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784033020105
ISBN 10 : 4033020101
フォーマット
出版社
発行年月
1982年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
27cm,35p

内容詳細

ふしぎな少年の勇気と友情が人びとに恐れられていた竜の心をなごませます。気品ある絵が、愛と善意の世界の奥ゆきを深めます。

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読書メーターレビュー

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  • やま さん

    1965.11発行。字の大きさは…大。不思議な少年の勇気と友情が、凶暴で人々に恐れられていた竜の心をなごませる物語です。最初、絵だけを見ていきますと、輪郭のハッキリした水彩画で描かれた。可愛らしい少年が出て来ます。本当に、いわさきさんの絵は、見ているだけて、心がなごみ、気持ちが落ちつきます。物語は、恐い恐い竜を少年は、誕生日に呼ぶために、山に探しに行き。山奥で呼びかけると、竜が穴から出て来て、少年と話をして、少年のやさしい心に触れて、人を怖がらせるのを止めて、人に好かれる竜になると言うお話です。🌿続く→

  • 東谷くまみ さん

    みんなが嫌ってるから、怖いっていうから、見たことないから。偏見、差別、いじめ、不寛容。絵も文章もやさしいけれど、大人こそ読まないといけない絵本。物事の本質を見る心、まっすぐに進む勇気、無知が生む憎しみや怒り。道は険しくても必ず理解者やその先を照らす光があること、誠が繋ぐ善意の連鎖、愛の素晴らしさ。たった一冊の絵本におさめられた学ばなければいけないことのなんと多いことか。浜田さんの絵本は深い。

  • 森の三時 さん

    久しぶりに絵本を読みたくなり、お話は「ないた赤おに」の浜田先生、絵は「子どもの水彩画」と言ったらいわさきちひろ先生ということで手に取りました。りゅうが危険な生き物ならば恐ろしいものと子どもに教えるのは大人の責任でしょう。けれど、悪いことをするとりゅうに食べられるぞと言い聞かせるのはりゅうを悪者に仕立てて子どもを従わせたい大人の都合。主人公の子どもは、本当のりゅうを見ようとしたのだと思います。

  • りなお さん

    図書館本。いわさきさんの絵は温かみがあり好き。子どもに差別や偏見を植え付けるのはやはり大人の言動なのでしょう。相手の立場に立ってものを考えられる不思議な子。自分の信念を曲げず行動できるところはもう神童レベルですわ。

  • ひらけん さん

    確かに見た目が怖いからいうて、ホンマに内面まで怖いとは限らない。ただ、大人になるとな、外見ばかり見てしまい、相手の中身まできちんと見ようとしなくなってしまう。山奥に住む龍を大人たちはこぞって、怖い龍がいると子供たちを怖がらせる。大人が言うのだから子供たちも龍は恐いものだと信じてしまうのも無理はない。でも、1人の子供が龍に会いに行き、その目で龍が怖いかどうか確かめるなんか勇気あるわ。本当の優しさは目には見えない。純粋な子供だからこそ、龍の本当の優しさに気づいたんやろな。岩崎ちひろさんの龍の絵も綺麗やったよ。

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人物・団体紹介

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浜田廣介

1893年山形県生まれ。早稲田大学在学中より、児童文芸雑誌『良友』などに作品を発表。1923年より作家活動に専念。『泣いた赤おに』『椋鳥の夢』『りゅうの目のなみだ』など約1000篇に及ぶ童話は「ひろすけ童話」と親しまれる。1973年80歳で他界

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