よぶこどり 大人になっても忘れたくない、いもとようこ名作絵本

浜田廣介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784323038834
ISBN 10 : 4323038836
フォーマット
出版社
発行年月
2005年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
31cm,32p

内容詳細

リスに大切に育てられたカッコウは、ある時本当の母親を求めて大空へ飛び立つ。残されたリスは「ああ鳥になりたい」と強く願って…。いなくなった我が子を想い続け、遂に鳥に姿を変えたやさしいリスの物語。

【著者紹介】
浜田廣介 : 1893年山形県生まれ。米沢興譲館中学から早稲田大学英文科に入学。入学の年に『零落』が懸賞小説に入選。大学卒業後「良友」「幼年之友」編集者を経て、1923年より作家に専念する。1973年に80年の生涯を閉じるまで1000編に及ぶ童話、童謡を書き、近代児童文学の先駆的役割を務めた。児童文化賞、野間賞、産経児童出版文化賞、文部大臣賞など数多くの賞を受賞。日本児童文芸家協会初代理事長、会長を歴任。山形県高畠町に浜田廣介記念館がある

いもとようこ : 兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学油絵科卒業。『ねこのえほん』『そばのはなさいたひ』でボローニャ国際児童書展エルバ賞を2年連続受賞。『いもとようこ うたの絵本1』で同グラフィック賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぶち さん

    読友さん(pafさん)の感想を拝見して、読まずにはいられなくなって手に取りました。 読友さんが20年も読み続けているこの本は、私にとっても忘れられない絵本となりました。浜田廣介の名作童話に、いもとようこさんが絵を描いて、素敵な絵本となっています。子を失ったリスの哀しみと愛情の深さがひしひしと胸にせまってきます。 とても美しい文、愛くるしいリスと雛の絵。読み終わって表紙の絵を見たとき、涙が止まらなくなりました。 この美しい絵本は永遠に読み継がれていって欲しいと思います。

  • Smileえっちゃん さん

    呼子鳥、懐かしい気持ちで読みました。(子供のころ読んだのかな〜)リスが、落ちていた卵をわが子として育てる。毎日毎日、夕方には餌を運んで帰ってくる。ある日、自分と親の姿の違いに気が付き、本当の生きる世界を知る。本当のことを聞きたいのに聞けないまま、飛び立ってしまう。いつか帰ってくると待ち続ける。親の気持ちってそうなんですよね。いもとようこさんの優しい絵に切なさが伝わってきます

  • p.ntsk さん

    せつないお話だった。喪失感から悲しみのあまり姿まで変わってしまったリス。これからカッコウの鳴き声を聞いたら切ない気分になりそう。リスのヒナ鳥への深い愛情がいもとようこさんの可愛らしいイラストで描かれています。童話だけどなにか人間の話に当てはめて考えたらまたせつなくなりました。

  • paf ❤︎ さん

    何度開いても、切なく胸が痛む。〈おかあさん〉の無心の愛情の哀れさや、〈ひな〉の成長と共に行ったり来たりする心の迷い。それらが、ひろすけの美しい丁寧な言葉と、いもとさんの暖かく優しいちぎり絵で表現されている素晴らしい本。涙なみだ·····。手に入れて20年、今もうちの本棚の一軍です。たまに開いて、大人の汚れた精神を浄化せねば·····(๑•̀ㅂ•́)و✧ この季節にお勧め。

  • 梅ちゃん さん

    物悲しい物語でした。畑の藪にたった一人で住んでいるりす。ある日畑に落ちていた卵をみつけ、ひなを孵し、『カッコウ』と名付けます。お母さんとして懸命にひなをそだてますが、やがて…。なかなか奥の深い物語です。親の愛ととるか、執着ととるか。

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人物・団体紹介

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浜田廣介

1893年山形県生まれ。早稲田大学在学中より、児童文芸雑誌『良友』などに作品を発表。1923年より作家活動に専念。『泣いた赤おに』『椋鳥の夢』『りゅうの目のなみだ』など約1000篇に及ぶ童話は「ひろすけ童話」と親しまれる。1973年80歳で他界

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