ダメをみがく “女子”の呪いを解く方法

津村記久子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784314011051
ISBN 10 : 431401105X
フォーマット
出版社
発行年月
2013年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
253p;19

内容詳細

最初の会社をパワハラで退社した芥川賞作家と、150社以上就職活動と転職活動をした経験をもつコラムニストが、世間知らず・不器用、KYなままでも、なんとか社会で生き延びていくための技術を語り尽くす。世の中をすいすい渡っていけないことに悩む、すべての女性に捧ぐ。

目次 : 仕事編(大人だから耐えてやってるんだよ、調子のんなよ!/ 女子力のなさを商品価値にできてありがたいです/ すみません、バブル世代がご迷惑おかけして/ これはもう、とにかく逃げるしかない ほか)/ 生活編(血縁ってそんなにありがたいですかね/ うまくいかない家族関係は諦めたほうがいい/ 家族の呪いから解放されるためには/ 娘へのアドバイスという名の呪い ほか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • なゆ さん

    読んで気が楽〜になったかも。お二人は実際はそんなにダメダメではないんだろうな〜と思いつつも、ありがち、冒しがちなダメっぷりとその対処法が分かりやすくて面白い。他人を使ってガス抜きする人から逃げろ=A自分に親身になってくれる人は必ずしも正しい判断をしない=A共感を求めてステキ路線に行くのはまずい≠ニか、教訓にしたい。文筆一本になった津村さんの新たな執筆ライフサイクルや、これまでの作品のネタになってるであろうエピソードなんかも垣間見えるのが嬉しい。深澤さんはとくダネ!コメンテーターのあの人だったとは!

  • tu-bo@散歩カメラ修行中 さん

    ブックオフで、大好きな津村記久子さんの名前を見つけて購入。拾ったような値段でした。草食男子の名付け親の深澤真紀との対談で、駄目だと思っている二人が、だめでもいいじゃんと開き直っている本です。深澤さんが、リードする形で、仕事、生活、家族について語っています。津村さんは、発言量は少ないけれど、いろいろな作品に登場する登場人物に重なりました。声は小さいけど、優しくて、強い。

  • ゆにこ さん

    二人ともきちんと仕事をしているし、ちっともダメではない。ダメでいいんだ、ぽんこつでいいんだと思えば毎日楽。

  • 里季 さん

    「ダメ」てなんやろ?芥川賞受賞作家の津村記久子と編集者・コラムニストの深澤真紀の対談本。第T部が仕事編、第2部は生活編。津村さんは私より20歳年下、深澤さんは10歳年下。その二人が自分たちの仕事上のあるある話や、それぞれが思うこと、工夫していることなどをつらつらと対談している。あの〜、おふたりさん、私から見ると、全然「ダメ」なことあらしませんやんか。彼女らの「ダメ」は、みがいたら光る「ダメ」であり、私が自分に感じてる「ダメ」とは次元が違いますのんやわ。「私ら、こんなに働いてるねん」て言われてるみたい。

  • ゆきらぱ さん

    とくダネ!のコメンテーター深澤真紀さんと津村さんの対談。深澤さんの方が年上。より人間関係を結ぶのが苦手そうなのが深澤さんなのだが、その分「相性が悪い人との相性は良くなることが無い。運命の黒い糸で結ばれてるから」など哲学というか惹句がそこここにあって面白い。が、肝が座ってるのは津村さんで、会社であった嫌なこと書いてその人が読んだらどうするの?と聞かれても、そんなの書けば良い、と書く事に何も疑問を持たない。作家だから当たり前。というよりこの、書けるか書けないかが作家と作家じゃない人の差なんだろう。

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人物・団体紹介

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津村記久子

1978年大阪府生まれ。2005年「マンイーター」(改題『君は永遠にそいつらより若い』)で太宰治賞を受賞してデビュー。08年『ミュージック・ブレス・ユー!!』で野間文芸新人賞、09年「ポトスライムの舟」で芥川賞、11年『ワーカーズ・ダイジェスト』で織田作之助賞、13年「給水塔と亀」で川端康成文学賞、

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