名探偵傑作短篇集 法月綸太郎篇 講談社文庫

法月綸太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062937375
ISBN 10 : 4062937379
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
追加情報
:
512p;15

内容詳細

新本格ミステリの牽引者・法月綸太郎が生んだ同名の探偵・法月綸太郎が型破りな謎に父・法月警視とともに挑む。その選りすぐりの短篇集。会心の鉄道ミステリ「背信の交点」、オカルト現象の裏側の犯罪劇「世界の神秘を解く男」、日本推理作家協会賞受賞の傑作「都市伝説パズル」他、全6篇を収録。

【著者紹介】
法月綸太郎 : 1964年島根県松江市生まれ。京都大学法学部卒業。在学中は京大推理小説研究会に所属。’88年『密閉教室』でデビュー。’89年、著者と同姓同名の探偵が登場する「法月綸太郎シリーズ」第1弾『雪密室』を刊行。2002年「都市伝説パズル」で第55回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。’05年『生首に聞いてみろ』が第5回本格ミステリ大賞、「このミステリーがすごい!2005年版」第1位に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • HANA さん

    名探偵アンソロジー。前二冊に比べるとこの著者はあまり読んでこなかったのだが、傑作短編集の名に恥じず読み応えのある作品ばかり。法月は間違いながらも推理を繰り返して進んでいくという足の探偵的なイメージがあったのだが、安楽椅子探偵的な作品も多いのだなあ。内容は後期クイーン的問題のお手本みたいな「背信の交点」や、一見見立て殺人なのだが行動が犯人に結び付くホワイダニットのお手本みたいな「都市伝説パズル」オカルト殺人「世界の神秘を解く男」等、好みのシチュエーションばかり。これからしばらく作者を追っかけてみようと思う。

  • 山田太郎 さん

    なんか真面目なのかふざけてるのかよくわかんない作風だなと思った。好きな作家さんなんで全部読んでるのですが。結構作風は幅広い気がするわりには寡作な気もする。3人シリーズで出たけど続くのかな、メルカトル鮎編とか。

  • かめりあうさぎ さん

    面白かったです!法月綸太郎シリーズは長編の読み応えが好きですが、短編も物足りなさを全く感じさせないのが素晴らしい。日常の謎、鉄道ミステリ、オカルトモノ、都市伝説モノ、など内容も色とりどりでハズレがひとつもなかったです。何よりも、綸太郎の丁寧なロジックを積み重ねて可能性をひとつずつ消していく方法がやっぱり大好き。一見して謎そのものにたどり着こうとしているだけに見えるが、実は人間心理の深層を知りたがっているようにも感じるのが不思議な感覚。父と息子の関係性はもはやツッコミ入れるのが野暮ってもんです(笑)。

  • Moemi さん

    新本格ミステリ30周年記念! 法月綸太郎シリーズの短編集を読むのは初めてですが、どれを読んでもハズレなしでした。 鉄道ミステリやオカルト現象の裏側の犯罪劇など幅広いテーマのものが収録されていますが、個人的には日常の謎を書いた「過ぎにし薔薇は……」と都市伝説をモデルにした「都市伝説パズル」が特に印象に残っています。 そして少々悔しい思いをしたのが、ちょこちょこ登場する沢田穂波嬢が誰だか知らなかったことです。 彼女が初登場するお話が読みたいので、シリーズを遡って読んでみようと思いました。

  • Yuki さん

    「のりりんの短編って昔読んだけど今本屋では見かけないんだ。なんか寂しいなー」と思ってたら傑作短編集が出たんですね。ドラマ版の俳優を思わせるスカイエマさんのシュッとした表紙絵も2017年ならでは。日常の謎、時刻表、交換殺人、パズルなどバラエティ豊かに集まってる。警視の父親が持って帰ってきた事件を作家の息子が安楽椅子探偵方式で解決するお馴染みのスタイルはもちろん、友人?の図書館司書・穂波と事件を追う話もピックアップされていて入門書にぴったり。氏の作品によくみられる、ラストのほろ苦さも堪能できる。

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法月綸太郎

1964年島根県松江市生まれ。京都大学法学部卒業。在学中は京大推理小説研究会に所属。88年『密閉教室』でデビュー。2002年「都市伝説パズル」で第55回日本推理作家協会賞短編部門、05年『生首に聞いてみろ』で第5回本格ミステリ大賞小説部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

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