エラスムスの思想世界 可謬性・規律・改善可能性

河野雄一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784862852489
ISBN 10 : 4862852483
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;23

内容詳細

著者は初期の『エンキリディオン』(1504)や『パネギュリクス』(同)から晩年の『教会和合修繕論』(1533)や『エクレシアステス』(1535)に至る著作を通して、歴史的、思想史的観点からエラスムスの政治思想を考察する。欧米でもエラスムスの政治思想は軽視あるいは黙殺されてきたが、本書はマキアヴェッリやトマス・モア、カルヴァンに代表されるルネサンス・宗教改革期の政治思想史理解に新たなページを開くとともにエラスムスの全体像に迫る意欲的な作品である。

目次 : 序論/ 第1章 ブルゴーニュ公国とエラスムスの君主論/ 第2章 中世の継承者としてのエラスムス―1520年代の論争を通して/ 第3章 エラスムス『リングア』における言語と統治―功罪と規律/ 第4章 エラスムスにおける善悪・運命・自由意志/ 第5章 エラスムスにおける「寛恕」と限界/ 第6章 エラスムス政治思想における「医術」/ 結論

【著者紹介】
河野雄一 : 1980年生まれ。慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒業。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程修了。博士(法学)。現在、慶應義塾大学助教(有期・研究奨励)、非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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