言葉はこうして生き残った

河野通和

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784903908892
ISBN 10 : 4903908895
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
追加情報
:
358p;19

内容詳細

「考える人」編集長メルマガ、待望の書籍化。膨大な書籍群の中に飛び込み、6年半かけて発見しつづけた、次代へつなげたい知と魂!!300超のメルマガから厳選した、必読の37本!!

目次 : 第1章 言葉はこうして生き残った/ 第2章 あらためて、書物とは何か/ 第3章 出版草創期の人びと/ 第4章 作家の死、一時代の終わり/ 第5章 先達の「生」を生きる/ 第6章 言葉の受難を乗り越えて/ 第7章 生命はこうしてつづきゆく

【著者紹介】
河野通和 : 1953年、岡山市生まれ。東京大学文学部卒。1978年、中央公論社(現・中央公論新社)入社。主として雑誌編集畑を歩み、雑誌「婦人公論」(1997‐2000年)、「中央公論」(2001‐2004年)の編集長を歴任。2008年6月、取締役雑誌編集局長兼広告総括部長を最後に、中央公論新社を退社。2009年1月、日本ビジネスプレス特別編集顧問に就任。2010年6月、新潮社に入社し、雑誌「考える人」編集長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ばんだねいっぺい さん

    本にまつわる話を書いた本を読む幸せ。滝田樗陰、松崎天民、茨木のり子、岸田吟香、辺見じゅん。「自分の感受性くらい」を読みたい。その前に「清冽」か。

  • チェアー さん

    人によって読み方はいろいろあるだろう。私は言葉をつないできた人々の歴史と、思いの書として読んだ。言葉は怖い。重ねれば重ねるほど対象から遠ざかっていくこともある。しかし、著者は平易な言葉で読者を対象の核まで連れていってくれる。その文章が素晴らしい。装飾品のようでなく、日ごろ使い込まれた日用品のような言葉だ。言葉は時代によって変わっていい。だが、言葉を使う人間の心の底は変わらないものがある。それを信じたくなった。

  • Koichiro Minematsu さん

    編集者である著者が膨大な書籍群のなかから、次世代に伝えたい言葉が語られている。まさに知の結晶。本著とつながることができたのも、お薦めいただいた出版元のミシマ社の書店員さんからのお葉書があってのこと。いい本と巡り会えたことに感謝です。

  • Kazehikanai さん

    『考える人』の編集長としてメールマガジンで配信してきたコラムからの37編。編集者として、人に出合い、本に触れ、言葉に迫ってきた著者による、言葉の力強さを感じないわけにはいかない一冊。前半の編集者としての経験や出合い、後半では本が残した偉大な価値を拾い上げていて、一つ一つのコラムから受ける雑感や思念は、一つのストーリーのように自分の中に残された。それぞれのコラムの面白さ、興味深さはもちろん、丁寧に作られたこの一冊に触れられたことが読書人としてうれしくなる本だった。

  • 阿部義彦 さん

    本の好きな方なら絶対惹き込まれる事必至の本です。またこの本を出版したのが大手ではなく一人出版社の草分けミシマ社(とは言っても現在は社員も10人位に増えました、それだけ忙しくなったのだね。)なのが素晴らしいです。私も最近は単行本はちくまか河出そしてマイナーな出版社が多いです。著者は中央公論の編集長をされて、取締役までされましたが、その後退社され、現在は新潮社季刊誌「考える人」の2代目編集長をしています。その膨大なメルマガから37本を選りすぐって書籍化しました。落ち着いた装丁、まず、手に取ってご覧なさい。

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人物・団体紹介

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河野通和

1953年岡山市生まれ。編集者。東京大学文学部ロシア語ロシア文学科卒業後、78年中央公論社(現中央公論新社)に入社。おもに雑誌編集にたずさわり、「婦人公論」編集長、雑誌編集局長兼「中央公論」編集長などを歴任。2008年退社。09年日本ビジネスプレス特別編集顧問。10年新潮社に入社し、雑誌「考える人」

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