天皇制と民主主義の昭和史

河西秀哉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784409520680
ISBN 10 : 4409520687
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
297p;19

内容詳細

象徴天皇制の成立とその展開に迫る決定的論考。昭和天皇は何度も訪れた退位の危機をいかにして乗り越え、「象徴」となったのか。敗戦から青年皇太子の誕生まで、戦後民主主義の中で揺れる天皇制とその実態を描き出した力作。

目次 : 第1部 象徴天皇像の戦後史(昭和天皇退位論/ 天皇、「人間」となる/ 象徴天皇像を描く者たち/ 揺れる象徴天皇像/ 「文化平和国家」の「象徴」として/ 青年皇太子の登場と象徴天皇制の完成)/ 第2部 昭和天皇の戦後史(昭和天皇の「日本」意識/ 昭和天皇の「外交」)

【著者紹介】
河西秀哉 : 1977年愛知県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(歴史学)。神戸女学院大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 秋津 さん

    敗戦の後、退位論などの問題を経ながらも、政府、マスコミ、国民といった様々なアクターによる共同作業によって、「象徴天皇」なるものが定着していった印象。 第U部「昭和天皇の戦後史」と併せて読むことにより、日本国憲法下においても単なる「はりぼて」ではなく、一人のアクターとして振る舞う昭和天皇の姿は「君主」と「象徴」の問題、そして時代や制度の連続性を考える上で極めて重要だなと。 また、「京大天皇事件」に対する反応に係る考察は当時の時勢も反映しており、大変興味深く読みました。 「平成流」の前史として。

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