戦争とファシズムの時代へ 日本近代の歴史

河島真

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642068161
ISBN 10 : 4642068163
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
257p;20

内容詳細

政党内閣制は五・一五事件で崩壊し、軍部の政治介入が強まる。満洲事変後の欧米との対立、昭和恐慌から戦時経済への転換、そして二・二六事件。デモクラシーはいかにして潰えたか。戦争に向かう時代を克明に辿る。

目次 : 「現代国家」を目指して―プロローグ/ 1 「憲政の常道」―近代日本型政党政治のポジとネガ/ 2 経済危機と軍部の台頭/ 3 「憲政の常道」の終焉/ 4 軍部主導の政治体制へ/ 権力「不在」のファシズム化―エピローグ

【著者紹介】
河島真 : 1968年、京都府に生まれる。1994年、神戸大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、神戸大学大学院人文学研究科准教授、修士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • coolflat さん

    1926年第一次若槻内閣から1937年林内閣まで。この間、外交は欧米列強との関係を重視する協調外交から中国の利権を重視する孤立外交へ移行、経済は軍事費の調達と戦争への物質動員を優先する戦時経済に転換、そして政治的には保守二大政党による政党内閣制に終止符が打たれて挙国一致内閣の時代となる中で、5.15事件、2.26事件などのクーデタ未遂事件をテコとして軍部の勢いが強まっていく。憲政の常道=政党政治が崩壊し、軍部ファシズムへと移行する時代である。なぜ憲政の常道は8年しか続かなかったのか。本書最大のテーマである

  • Naoya Sugitani さん

    吉川弘文館による通史シリーズ五巻。著者は内務官僚の研究者で、その知見が研究に入っている。著者自身が認めているように最新の研究を全て参照しているというよりは、江口圭一や日本内閣史録などの古典的鉄板研究を参照にしつつ、この時代を言ってしまえばおさらいした内容。かといって内容的に不足な訳ではない。スマートな筆致で当時の問題を的確に描写しており、読み応えある一冊となっている。

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河島真

1968年、京都府に生まれる。1994年、神戸大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、神戸大学大学院人文学研究科准教授、修士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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