基本情報
内容詳細
吉本:「学校は自分をぐしゃぐしゃにした」という印象が強くあります。学校、つらかったですねえ…。河合:とにかく日本には、おせっかいが多い。それは、“創造する”作業にとって、ものすごくマイナスなんですよ。日本はクリエイティビティを表に出すのが、難しい社会です。―個性的な二人のホンネは、とてつもなく面白く、ふかい。対話の達人と言葉の名手が明かす生きるコツ。
目次 : 1 若者のこと、しがらみのこと、いまの日本のこと。(子どもの頃/ 家族のなかで/ 若者の感性/ 真剣かつ深刻 ほか)/ 2 往復書簡「質問に答えてください」/ 3 仕事のこと、時代のこと、これからの二人のこと。(存在を認める/ 家族再考/ ヒーリングの怖さ/ 大人になれない ほか)
【著者紹介】
河合隼雄 : 1928(昭和3)年、兵庫県生れ。京大理学部卒。京大名誉教授。文化庁長官。日本のユング派心理学の第一人者であり、心理療法家。独自の視点から日本の文化や社会、日本人の精神構造を考察し続け、物語世界にも造詣が深い
吉本ばなな : 1964(昭和39)年、東京生れ。日本大学芸術学部卒。’87年「キッチン」で「海燕」新人文学賞、’88年単行本『キッチン』で泉鏡花文学賞、’89年『TUGUMI』で山本周五郎賞をそれぞれ受賞。海外での評価も高く、イタリアのスカンノ賞、フェンディッシメ文学賞を受賞。『アムリタ』(紫式部文学賞)『不倫と南米』(ドゥマゴ文学賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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naoっぴ さん
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よこたん さん
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MINA さん
読了日:2016/02/20
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人物・団体紹介
河合隼雄
1928年‐2007年。臨床心理学者。京都大学名誉教授。京都大学教育学博士。2002年1月から2007年1月まで文化庁長官。国際箱庭療法学会や日本臨床心理士会の設立等、国内外におけるユング分析心理学の理解と実践に貢献。『昔話と日本人の心』で大佛次郎賞、『明恵 夢を生きる』で新潮学芸賞受賞。1995年
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作成者:望月ハルヒさん
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