村上春樹『1Q84』をどう読むか

河出書房新社

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309019338
ISBN 10 : 4309019331
フォーマット
出版社
発行年月
2009年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,222p

内容詳細

大傑作か、問題作か。加藤典洋、川村湊、沼野充義、森達也、島田裕巳、斎藤環ら35人の論客が、様々な角度から村上春樹の『1Q84』を照射し、作品の謎をひもとく。『1Q84』に向けられた評論からの問い。

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読書メーターレビュー

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  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    1Q84メッタ斬り!大森望、森崎由美は面白かった。岩波書店がサハリン島を増刷した話。1Q84の最大の功績だと感じた。長門有希の話題がでてきて納得。長門有希に書かせて欲しかった。本書を書いている人、ほとんど一人も知らない。書いている内容、1Q84と同じくらいよくわからない。

  • ケイ さん

    読み応えがあった。題名通りに、各々が1Q84をどのように読んだかが語られる。殆どは知らない方だが、評論家が多いようだ。読み方は色々で、素直に過去の著作と比較して読み解いたり、感心したり、こき下ろしたり…。BOOK2までの刊行後に書かれているので、BOOK3を読む前に読ぶべきだった。私自身はBOOK3読了後に混乱したのだが、こちらを読んで3は必要だったのか?と思う。越川芳明氏、竹内真氏のこき下ろし方が笑えるが、村上春樹を斬るのは容易で、批評はしたもん勝ちだから、敢えて深く読み解いて欲しかったかな。

  • きさき さん

    ★★★★☆: IQ84のbook2が発売された時点で書かれた批判集。みんな見解がそれぞれで面白い!

  • Ecriture さん

    各執筆者が5ページそこそこしか書いてないので、そこまで本格的な『1Q84』論を読むことはできないが、それでも35人が送り出した雑多な声はそれ自体『1Q84』という作品の一部として広がりと深みを湛えている。「リトル・ピープルとは何か」、「空気さなぎとは何か」といった疑問にそれぞれの批評家が違った答えを出している。それらを比較してみるのが面白い。『1Q84』の後にぜひ。ただし鵜呑みにして自ら考えることをやめてしまわないように。批評家は壁になる危険があることを忘れずに。

  • i-miya さん

    ○加藤典洋=「あからさまなエンターテインメント性−桁違いのスケールの世界文学」 私の評価は極めて高い。他と隔絶している。ヤマギシ会モデルだとか関心はない。仕事人性、引用している。青豆=ポパイ=くしゃくしゃの顔になる。タマルの犬=ほうれんそうで死亡。牛河登場、あくつよい。キッチュ化されたエンターテインメント性。六甲山の鳴海清=中上健次『奇蹟』。小さなシーン−(1)いじめ助けられる青豆と助ける天吾。(2)NHK集金人と証人会(エホバ)。

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