河出書房新社編集部

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タモリ 芸能史上、永遠に謎の人物 文藝別冊

河出書房新社編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309978161
ISBN 10 : 4309978169
フォーマット
出版社
発行年月
2014年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
231p;21

内容詳細

生きながらにして偉大な伝説であるタモリの多様な魅力を70年代からの軌跡を検証しながらさぐる待ち望まれた一冊。古くからの友人たちの証言など多彩・豪華な決定版。

【拝啓タモリ様】
伊東四朗
いとうせいこう
大竹まこと
奥成達
久住昌之
グッチ裕三
小堺一機
斉藤ノヴ
大地真央
デーブ・スペクター
中村誠一
長谷川法世
久本雅美
ヒロミ
向谷実
森口博子
渡辺貞夫


【第一部 タモリ考〜基礎篇】

[エッセイ再録]なんだろうねえ、あれは。 吉行淳之介
[エッセイ]リメンバーパールハーバー 南伸坊
[エッセイ]タモリとヒクソン・グレイシーの共通点 吉田豪
[エッセイ]森田一義がタモリになるまで 岸川真
[コラム]タモリの痕跡を歩く 上妻祥浩
[コラム]新宿の夜と密室芸 樫原辰郎
[コラム]ラジオのタモリ〜伝説の「オールナイトニッポン」 樫原辰郎
[コラム]麗しのタモリLP 樫原辰郎
[コラム]『下落合焼きとりムービー』とは何だったのか 樫原辰郎
[エッセイ再録]奇人タモリと出会う 赤塚不二夫
[エッセイ再録]タモリ 高平哲郎
[論考]恐怖の密室芸のタモリがメジャーに浮上した80年代文化の正体 角田亮
[論考再録]戦後喜劇史系譜外のタモリ 平岡正明
[コラム再録]“国民的笑い”の代表選手、タモリ 亀和田武
[インタビュー]筒井康隆ーータモリはユリシーズである(聞き手:岸川真)

【第二部 タモリ考〜ジャズ篇】

[コミック]ジャズタモリ 保光敏将
[コラム再録]タモリvs.坂田明ハナモゲラ合戦 平岡正明
[エッセイ再録]かつてのクラスメイトとしてのタモリ 坂田明
[エッセイ再録]タモリとモリタさん 安田南
[コラム]植草甚一とタモリ〜遺品のレコードを引き継いだことで生まれる伝説 岸川真
[対談]中原昌也とタモリのジャズアルバム『HOW ABOUT THIS』を聴きながら話そう(聞き手:岸川真)
[コラム]好みがわからないというので、『ライヴ・イン・ハトヤ』からも考えたタモリのジャズ 岸川真
[エッセイ再録]昼間から素っ裸のガールフレンドはブラウン管を見つめて「いつかタモリが死んだときにどんな気持ちになるかしら? 全然わかんない」と言った 菊地成孔
[インタビュー]山下洋輔ーータモリの原像〜大衆が忘れた「あの日のタモリ」(聞き手:岸川真)

【第三部 タモリ考〜応用篇】

[インタビュー]大橋巨泉ーー「11PM」からオタク老人ぶりの発揮まで(聞き手:岸川真)
[コラム]司会者タモリの変遷 角田亮
[コラム]テレフォンショッキング事件史 樫原辰郎
[インタビュー]高信太郎ーータモリの浸透とテレビ文化の変質(聞き手:岸川真)
[架空対談再録]アンリ・ベルグソン+タモリーーベルグソン先生、ユダヤ人はジョークのホームラン王です! 高平哲郎
[インタビュー]団しん也ーー「今夜は最高!」のソフィスティケートされたタモリ(聞き手:岸川真)
[コラム]ふりかえればタモリ倶楽部 樫原辰郎
[コラム]タモリのトポロジー 樫原辰郎
[コラム]タモリのレシピ 樫原辰郎
[コラム]「タモリカップ」に趣味人タモリの粋をみる 上妻祥浩
[コラム]タモリ・オン・タモリから見える素顔 岸川真
[コラム]TVアクタータモリ〜なんでもない人の狂気と哀しみを滲み出せる才能 岸川真
[エッセイ]タモリと「ことば」を生み出した日々 高橋洋二
[論考]そしてタモリは繰り返す〜BIG3から考察するテレビメディアの30年 稲田豊史
[インタビュー]能町みね子ーーなにもないことの救い(聞き手:和田尚久)
[エッセイ]タモリっぽさはどこに宿るか? 和田尚久

【付録】
タモリ人脈図
タモリ資料集

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 山田太郎 さん

    タモリ死んだのかと思った。そういえば昔はものすごいアングラ芸人だったんだよな。イグアナのマネとかしてなかったっけ。

  • 厩戸皇子そっくりおじさん・寺 さん

    執筆陣に樋口毅宏がいないのが残念と思いきや、『タモリ論』に対する違和感から、便乗本と言われるのを承知で出したそうだ(偉いな)。まず装丁が良い。私は十代の頃、筒井康隆の読者だったので、そのエッセイや山下洋輔の本で教えられたタモリの独特な芸やセンスを思い出した。若い頃のギラギラ感が無くなった今のタモリを好ましく思う人が多いのはわかる。全頁面白く読んだ。昔のタモリを知らない人には断絶を埋める良書だ。

  • ぐうぐう さん

    子供の頃、初めて目にしたタモリという名の芸人は、イグアナのモノマネをしていた。中州産業大学助教授や四ヶ国語麻雀など、マニアックな芸風は、子供ながらにも異様な怪しさを感じさせた。そんな怪しげな芸人が、お昼の帯番組『笑ってる場合ですよ!』の後番組のMCを担当すると聞いたときは、これまた子供ながらに「そりゃないでしょ!」と思ったものだ。ところがその後番組『笑っていいとも』が、32年も続く長寿番組になろうとは。いや、何よりも、怪しげな芸人だったタモリが、こんなにも愛される芸人になるなんて。(つづく)

  • しーふぉ さん

    テレホンショッキングは最初は本当に友達紹介していたんですね。タモリが伊藤つかさに会いたいからそこに繋げるという趣旨だったとは知らなかった。タモリのマニアックな知的なところは好きです。

  • nbhd さん

    能町みね子「タモリさんをこうして一つのテーマとして語ることがタモリイズムに反してる」「この本は矛盾だ!」/菊地成孔「タモリって言葉それ自体がいきなしもう面白い」/坂田明「(タモリについて問われて)今さらそんなことどうでもいいじゃないか」…超多面体タモリの一面一面が語られるなかで、上に引用したような言葉が「総体としてのタモリ」を捉えてる気がする。レット・タモリ・ビー。レット・タモリ・ビー。良書。

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