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『サピエンス全史』をどう読むか

河出書房新社編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309227177
ISBN 10 : 4309227171
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
追加情報
:
120p;21

内容詳細

各界の著名人が絶賛した衝撃の大ベストセラーは何を問うのか!入門とその核心。

目次 : エッセイ スーパーヒューマン(柴田裕之)/ 対談 ユヴァル・ノア・ハラリ×池上彰―『サピエンス全史』はなぜ書かれたのか、何を問うているのか/ 入門 『サピエンス全史』の魅力と可能性(吉川浩満)/ インタヴュー・談(大澤真幸「社会性」と「ありそうもない進化」の謎―『サピエンス全史』の問いかけるもの「聞き手・吉川浩満」/ 福岡伸一 認知革命はゆっくりと進化した―『サピエンス全史』をめぐって/ 海部陽介 究極の客観主義による人類進化史―人類の起源に遡って)/ 論考(『サピエンス全史』の大いなる啓示(長沼毅)/ ビッグ・ヒストリーで読み解く(渡辺政隆)/ サピエンスからデウスへ、あるいはヘロス(池田純一))/ 『サピエンス全史』を楽しむためのブックガイド

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パトラッシュ さん

    『サピエンス全史』について多くの識者による批評で理解を深められた。「政治と科学が分けて考えられなくなった」とのハラリの指摘は、テクノロジーが人間の理解の限界を超えるほど発展してきた今日でも政治と科学は予算の話程度に思っている私たちに方向転換を迫る。「フィクションのフィクション性があらわになる」時代の説明とは頷ける指摘で、人類史をグローバルな視点で読み直す意味でも「まさに知はこうあるべき」本だ。「奢れる人類久しからず」がすぐそこの今、「私たちは何を望みたいのか?」という問いを真剣に考えねばと痛感させられる。

  • きみたけ さん

    先日のアメトークでカズレーザーや東野幸治がお気に入りの本として紹介し大きな話題となっている「サピエンス全史」。まずはこの本で予習しようと思い手に取りました。著者ハラリ氏と池上彰氏の対談をはじめ、数々のインタビューや論考、巻末には「サピエンス全史」を楽しむためのブックガイドも掲載しています。まさにこれから「サピエンス全史」を読む人への入門書です。「人間が作物を家畜化したのではなく、作物が人間を家畜化した」という着想は面白いなと思いました。

  • おさむ さん

    年末に読もうと思っている大著の予習勉強として購入。よく出来た映画の予告編みたいで、思わず読みたくなりますね。認知革命、農業革命、科学革命という3つの革命が人間を人間たらしめたという筋立てで、「科学の言葉で書かれた新しい聖書みたいなもの」とまで絶賛されてます。装丁も似ているジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」と通じるものもあるそうで、楽しみです。欧米では続編の「ホモ・デウス」が刊行されているそうで、そちらも早く和訳してほしいですね。

  • 速読おやじ さん

    サピエンス全史をもっと深く理解したいと思ってポチ。「私たちは幸福になったのか?」「私たちはどこから来て、どこへ行こうとしているのか?」という問いを残すのだが、ハラリは今後一、二世紀以内に人類は消滅すると言う。その意味はバイオテクノロジーと人工知能を使って私たち自身を変えるからと。さて、この本が何故こんなに面白いのか?フィクションを信じる能力によって人間は大きく羽ばたいた、という一点突破の展開がシンプルで力強い歴史物語になっているという。しかしその人間を批判的にも描いている。この続きが読みたい。

  • 彼岸花 さん

    『サピエンス全史』を読む前に参考にしたいと思い、手に取った本。様々な著名人の感想を読んだが、冒頭の、池上さんとハラリさんとの対談が、とてもわかりやすかった。次々に起こる革命、虚構と、人類の滅亡に至るまで、シナリオは既に出来上がっている。私たちは、ホモ・サピエンスの最後の世代であることに、驚きを禁じ得ない。バイオテクノロジーの力により、不老不死が現実味を帯びる。権力者が真っ先に手にするだろう。政治が科学を利用している。戦争も然り。「緊密に協力しあう」については、政府とは独立した学術機関が必要であると感じた。

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