沢木冬吾

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本

天国の扉 ノッキング・オン・ヘヴンズ・ドア 角川文庫

沢木冬吾

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基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784043832033
ISBN 10 : 4043832036
フォーマット
：
本
出版社
：
角川書店
発行年月
：
2008年10月
発売国
：
日本
追加情報
:
１５ｃｍ,７３０ｐ

内容詳細

１０年前、抜刀術・名雲草信流を悲劇が襲った。末の妹・綾が放火により焼死してしまったのだ。犯人は、１年後、別の現場に残された遺留指紋が決め手となって捕まった飯浜幸雄。名雲家長男・修作がつきあっていた奈津の父親だった。修作の父・名雲和也は公判に出廷した飯浜に襲いかかる騒動を起こし、失踪。奈津は母親とともに土地を離れて行ってしまう…。守るべきものは何か？愛する者との絆の在処を問う感動巨編。

【著者紹介】
沢木冬吾 : １９７０年、岩手県花巻市生まれ。９９年、『愛こそすべて、と愚か者は言った』で、第３回新潮ミステリー倶楽部賞、高見浩特別賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • chiru さん

    読了日：2018/04/13

    大好きな映画『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア/独』と同タイトルなので選んだ本(内容は全然違う)。 放火事件で妹を殺害された主人公は11年後、身に覚えのない事件の容疑者にされてしまう。「武道はなんのため」と自問自答する主人公が、銃を向ける敵との相打ちの瞬間、封印していた剣術で敵を倒すクールさと、最後に刑事が見せる粋な優しさを感じるラストがよかった。『武道』と『死を覚悟する潔さ』が一対になってタイトルに通じるのも秀逸。 ★3

  • タックン さん

    読了日：2015/10/08

    （約束の森）がよかったし、ここの感想でよさそうだから読んでみたけど期待通りでなくて残念だった。とにかく長くて登場人物は多いは人間関係が複雑で。そして狙いとはいえ長い割に話や言葉が端折られてて難しかった。裏切り者とか黒幕っぽいやつばっかだし・・・・・・その割には黒幕はわかったけど。伏線の張り過ぎてちゅうか？テーマは死刑制度の賛否だったみたいだな。綾ちゃんの事件の真相が本質かと思ったのにな・・・・。最後もうみゃうみゃで肩すかし。

  • choco さん

    読了日：2014/08/06

    いや〜面白かったけどなが〜い話でした。725ページ。笑 終盤は思いがけない話の展開でしたが、もうちょっとスパイスが欲しかったような…。

  • バジル さん

    読了日：2023/03/17

    長い！！ゆえに前の人物や出来事を思い出せずに？？となる事が多くストレス。鈍い私にも予想が付く展開が少なくないくらいだから、もう少し凝縮出来る部分もあったんじゃないかなあ。抜刀術の達人の主人公も良かったし面白かったんだけど、ラストが全員集合のドタバタ劇になってしまった感じで残念。。

  • みかりん さん

    読了日：2024/02/13

    初読み作家さん。ハードボイルド物。名雲草信流本家。名雲家長男の修作。妹が放火により殺された。犯人は修作の彼女の奈津の父親飯浜幸雄だった。修作の父は公判に出廷した飯浜を襲いその後失踪。飯浜は死刑判決。奈津は母親と土地を離れて暮らす事に。その１１年後修作に殺人の疑いがかかる。面白かったが，頭がこんがらがって難しい。何度も読み返して読了。残酷なシーンも多くこれでもかってくらいやられました。復讐とは、許すとは。

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沢木冬吾

１９７０年、岩手県花巻市生まれ。９９年、『愛こそすべて、と愚か者は言った』で、第３回新潮ミステリー倶楽部賞、高見浩特別賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

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