おんなのかぶ 40過ぎたら、女はみんな同い年!

沖田修一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784479392651
ISBN 10 : 4479392653
フォーマット
出版社
発行年月
2014年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
159p;19

内容詳細

「私、最近、喪服でしか、スカート履いてないわ」誰かがぼそっと言いました。それから、おんなたちは、言葉もなく、ただただ、庭の草花を眺めました。いつから、私たちは、おんなのみちを歩んできたのか。恋愛か、結婚か、出産か、はたまた仕事か。『南極料理人』の沖田監督によるおばさん小説。

【著者紹介】
沖田修一 : 1977年生まれ。映画監督、脚本家。2001年、日本大学芸術学部映画学科卒業。数本の短編映画の自主制作を経て、2002年、短編『鍋と友達』が第7回水戸短編映画祭にてグランプリを受賞。2006年、初の長編となる『このすばらしきせかい』を発表。2008年、テレビドラマ『後楽園の母』などの脚本・演出をてがける。2009年、『南極料理人』が全国で劇場公開されヒット、2012年の『キツツキと雨』が第24回東京国際映画祭にて審査員特別賞を受賞し、ドバイ国際映画祭では日本映画初の3冠受賞を達成。3014年、吉田修一原作の『横道世之介』で第56回ブルーリボン最優秀作品賞などを受賞

古谷充子 : 1976年東京生まれ。イラストレーター。日本大学芸術学部卒。安西水丸師に師事。雑誌、書籍、広告などで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • くろにゃんこ さん

    面白い〜(*^_^*)『おおきなかぶ』の熟女バージョン(笑)抜けないカブと、すぐに休んでお茶するおばちゃん達。そこで交わされる会話がね”私も仲間に入〜れ〜て〜”って感じで、表紙の「40過ぎたら女はみんな同い年!」に深く肯けちゃいます。だからこそ作者が男の人なんて信じられない(+_+)ただ、苦労して抜いたカブなんだから甘く美味しくあって、みんなで分け合って食べてほしかったな。

  • sora さん

    小学1年生の国語の教科書に載っていた?「おおきなかぶ」おじいさん、おばあさん、に続いてかわいい孫やそのペットたちが続くに対して、この本では、40歳以上の女友達が続く。しかも、なんだかんだといいながら、食べながら、かぶを抜くことをだしに楽しんでいる様子がすごく可笑しくて面白い。ついにかぶが抜けたとき、夫婦愛に周りは感動しておしまいと思っていたら・・・・違うんですねぇ。さすがおばちゃんたちのかぶぬきの話でした。

  • 美月0217 さん

    おばちゃんたちがカブを抜く!それだけなんだけど、抜けるまでに、お茶飲んだり、おしゃべりしたり…腰を痛めたり…いろいろ、脱線しながらかぶを抜く話。女ってみんなこんな感じだよ…と思いながらサクッと読めちゃう本!

  • アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯 さん

    映画『南極料理人』の監督、沖田修一さんが書いた、(40歳以上の)おんなたちが庭のかぶを抜く話……ロシアの民話『おおきなかぶ』のパロディ?かぶを植えたのは主婦の浦上さん。腰が大事(腰痛の怖さを知っている)だとか、すぐにお茶を飲むとか、健康やダイエット関連のことが大好きだったり、植物の話ですぐに仲良くなったり、子供のお古の大麻のイラスト入りTシャツを着てる人とか……この監督、若い男性なのに、なんで「おばさん」の生態に詳しいの?(笑)

  • 金平糖 さん

    昨年の東京国際映画祭で19本見た中の一番のお気に入り「滝を見にいく」。原作がないから書いたそうだがサイドストーリーといった感。イラストに見覚えがあると思ったら映画のイラスト担当の古谷さん。映画のプレスシートを引っ張り出し眺めながらクスクス。主人公・根岸以外総出演。ああ、そうだった!関本さんは所沢在住の設定だった。映画では関本さんの亡き夫を監督自ら演じられていてニヤリとさせられたっけ。土地勘がある為、所沢ネタにもニヤリ。沖田監督らしいユルさ➕奇想天外のお話。蕪は株を暗喩?そうであれば抜くのではなく上げたい。

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