池辺晋一郎（1943-）

Sym, 8, 9, Piano Concerto, 3, : 金聖響 / 神奈川po 舘野泉(P)野津如弘 / ラ・テンペスタco 下野竜也 / 東京so

評価 : 4.0

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基本情報

ジャンル

クラシック

カタログNo

CMCD99083

組み枚数

レーベル

カメラータ

発売国

日本

フォーマット

内容詳細

池辺晋一郎が2013年に発表した３作品の世界初演盤。14年ぶりの交響曲は、大自然と人間との関係を主題とした第８番、長田弘の９つの詩を基に９楽章で構成した第９番と趣の異なる２作で、70歳を迎えた作曲家の旺盛な創作意欲が光る。ピアノ協奏曲は舘野泉のために書かれた左手用の作品。(直)(CDジャーナル　データベースより)

収録曲

ディスク 1

ディスク 2

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4.0

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池辺晋一郎の最新作を３つも入っている贅沢...

投稿日：2015/09/10 (木)

池辺晋一郎の最新作を３つも入っている贅沢な１枚です。これらは三部作であると言っていますので妥当だと思います。大震災を経てコンセプトが変わったという池辺氏、交響曲第８番「大地/祈り」では大いなる自然の前のちっぽけな人間が描かれています。神奈川フィルの演奏は今一つといった感じです。第３楽章の最後の部分でピッコロの音程がふらふらで結局外している、など。音が薄くなる部分での不安定さが大いに不満です。交響曲第９番は声楽付きです。その昔、「スタジオパークからこんにちは」でゲスト出演した際の視聴者投稿に「ぜひ第９は合唱付きで！」と言われていました。曲の白眉は第６楽章です。全く違う詩を２人が別々に歌いながら「静かな」という一節でぴったり合うときは鳥肌が立ちます。この曲はいろいろ「池辺コード」が隠されていると思います。妄想を掻き立てられます。ピアノ協奏曲第３番は軽めの音楽で、且つ録音の仕方が違うせいか全く別の関係のない曲に聞こえます。

Tantaky さん | 長野県 | 不明