記憶力を強くする 最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 ブルーバックス

池谷裕二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062573153
ISBN 10 : 4062573156
フォーマット
出版社
発行年月
2001年01月
日本
追加情報
:
18cm,269,4p

内容詳細

記憶のメカニズムが解明されつつある。 脳のメモリー素子「LTP」や「シナプス可塑性」などの最先端の脳科学の成果をわかりやすく紹介。科学的に記憶力を鍛える方法を、具体的に解説していく。

【著者紹介】
池谷裕二 : 1970年静岡県藤枝市に生まれる。89年静岡県立藤枝東高等学校を卒業し、物理化学を専攻しようと東京大学理科I類に入学するが、「脳に対する薬の作用」へと興味の対象が移る。同大学薬学部および薬学系大学院ともに首席で進学。脳の研究を始める。95年日本学術振興会特別研究員に採用。98年、海馬の研究により薬学博士号を取得。東京大学薬学部の助手となり、現在は学生たちと共に「記憶」の研究に励んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ehirano1 さん

    彼是約20年前の本ですが、これは面白いです!記憶/脳科学の入門書(言い過ぎかもしれません・・・)としても十分楽しめると思います。一方で、最新の研究はどこまで進んでいるのか?今では当時の見解がひっくり返った見解はあるのかについて俄然知りたくなりました。

  • KAZOO さん

    この方の本は、糸井重里さんとの共著の「海馬」を読んだことがあるのですが、この本でも海馬についてはかなり説明があります。記憶について海馬の役割の重要性が述べられています。記憶の階層システム(5階層)というものもあるということがよくわかりました。「科学的に記憶力を鍛えよう」という章が参考になりました。まあ年を取ると物覚えが悪くなると思っていましたが必ずしもそうではないということがわかりました。

  • ひろき@巨人の肩 さん

    記憶の獲得・固定に関して脳科学の観点から説明した良書。記憶はスクワイアの分類で短期記憶と4つの長期記憶に分類。短期記憶とエピソード記憶・意味記憶が顕在記憶、手続き記憶とプライミング記憶が潜在記憶となる。記憶は、五感より入力された情報が神経回路を伝達し、海馬に一旦保持され大脳皮質へ転送後、固定。個体生存を目的に環境適用を優先すべく、階層的でファジーな記憶機構が生き残った。記憶の再生機構の解明はこれから。脳含めた神経細胞は個体生命の根幹であり分裂せず。記憶力の低下は、加齢による学習環境の変化の影響が大きい。

  • mukimi さん

    米原万里さんの選んだ打ちのめされるすごい本の一冊。20年前のブルーバックス、日進月歩の脳科学において情報は古びたのではと思いつつ開いた自分を恥じたい。記憶という私達が私達たる所以の脳の働きが精緻に説明される。科学を説明するには分かりやすさか正確さのどちらかを犠牲にせざるを得ないと述べられているがそのどちらも小気味好く保たれている。福岡伸一先生にしても専門知識を易しく噛み砕く力を持った科学者を心より尊敬する。脳科学の書籍は、わくわくすることが大切!脳をフルに使って人生を楽しむ!という結論にいたるので好きだ。

  • マエダ さん

    池谷氏の作品はあまり読んでいなかったがこれを機にたてに読んでいこうとおもう。物事の習得において、もっとも大切な心得を”努力の継続”としているあたり励みになる。

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人物・団体紹介

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池谷裕二

1970年、静岡県藤枝市生まれ。薬学博士。現在、東京大学薬学部教授。脳研究者。海馬の研究を通じ、脳の健康や老化について探究を続ける。文部科学大臣表彰(若手科学者賞)、日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞などを受賞。「ERATO池谷脳AI融合プロジェクト」の研究総括も務める(本データはこの書籍が刊行

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