自分では気づかない、ココロの盲点 完全版 本当の自分を知る練習問題80 (ブルーバックス)

池谷裕二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062579537
ISBN 10 : 4062579537
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
追加情報
:
352p;18

内容詳細

脳が私をそうさせる。「認知バイアス」の不思議な世界を体感。たとえば買い物で、得だと思って選んだものが、よく考えればそうでなかったことはありませんか。こうした判断ミスをもたらす思考のクセはたくさんあり、「認知バイアス」と呼ばれます。古典例から最新例までクイズ形式で実感しながらあなた自身の持つ認知バイアスが分かります。

目次 : 大は小を兼ねる―選択肢過多効果(Choice Overload Effect)/ 思慮深い行動―熟慮の悪魔(The Devil in the Deliberation)/ 麗しきあの方―選択盲(Choice Blindness)/ 候補生は将校の夢を見るか―内発的動機づけ(Intrinsic Motivation)/ やめられないとまらない―リアクタンス(Reactance)/ 我が家の楽園―コントラフリーローディング効果(Contrafreeloading Effect)/ 笑いのツボ―ダニング=クルーガー効果(Dunning‐Kruger Effect)/ 高慢と偏見―バイアスの盲点(Bias Blind Spot)/ 聖域なき行動観察―ローゼンタール効果(Rosenthal Effect) ピグマリオン効果(Pygmalion Effect)/ 美味礼讃―記憶錯誤(Paramnesia)〔ほか〕

【著者紹介】
池谷裕二 : 1970年、静岡県藤枝市生まれ。薬学博士。現在、東京大学薬学部教授。脳研究者。海馬の研究を通じ、脳の健康や老化について探究をつづける。日本薬理学会学術奨励賞、日本神経科学学会奨励賞、日本薬学学会奨励賞、文部科学大臣表彰(若手科学者賞)、日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞、塚原仲晃記念賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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クイズ形式になってるので、とても楽しく読...

投稿日:2021/02/26 (金)

クイズ形式になってるので、とても楽しく読めます。ただ本が小さいので読みづらいです。内容が良いだけに勿体ない気がします。

百合の花束 さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 徒花 さん

    心理学や行動経済学でいわれているさまざまなバイアス(心理的な偏り)やフューリスティック(誤解)を、実際に行われた実験結果を参照しながら80個紹介していく読み物。各項目が短くわかりやすくまとめられていて、なかなか楽しい。また、項目案が文芸作品のタイトルなどにもじってつけられている(「対象の耐えられない軽さ」「買い物中の懲りない面々」など)のも、編集者の遊び心を感じてよい。また、付録部分には錯視のイラスト集もまとめらているので、値段の割りにボリュームたっぷりで満足感がある。

  • あん さん

    この本を読むと、人の判断は「認知バイアス」と言われる「脳のクセ」に左右され、時によっては間違った判断をしてしまうという事実が分かります。心理学実験を受けて、自分で脳のクセを体験し、解説を受けて理解し、更に知りたい場合に調べる方法が書かれている、心理学の入門書的内容です。世の中に「なぜ、迷信やジンクスがあるのか」など、明確な理由を示してくれるし、読み物として知識が広がり、自分を知る機会にもなると思います。今回は図書館で借りたけれど、この本は買いです!

  • ach¡ さん

    ホンマでっか!?な脳ミソの癖、多くの人に当てはまる思い込みや勘違いを知ろう!って本ですな。色んな認知バイアスをクイズ形式で学べます。それを知ったからどうなの?ってトコまでは言及していないwそこがミソだと著者は仰ってますが…要は興味持った奴は更に勉強しなさいよーホレ参考文献載せとくから!ってことですな。ええ、大変ご親切で、わかりやすいです…資料的に!心理学を学んでる学生さんにはいいかもね♪客観的に己の脳ミソのパターンは掴めるかもね♪実生活に活かしたいやね♪気分が沈んだ時は姿勢に気をつけると良いらしいよう!!

  • kmfm さん

    クイズ形式からいろいろなバイアスについて学べる良書。ほぼ2択なので、当たると「やはりな、お見通しだ、フン。」、はずれれば、「そう来たか、ちょっと難しかったな。」という感じ。自分の回答を正当化しようとするとか、過去の経験や多数意見に左右されるとか、すっかり作者のバイアスにはまってしまっていた。最近AIが話題だが、人間の思考のバイアスをプログラムすれば、複雑な人間思考を真似ることは可能なのだろうか。項目は多くてもバイアスを組み込むことはそんなに難しくないように思える。ただ十人十色。感情までは難しいのでは。

  • ふ〜@豆板醤 さん

    以前読んだ『シロクマのことだけは考えるな!』を薄味にして引き延ばしたような本。ひたすら理論を紹介していて面白いけど、あまり覚えていないというか、、価格設定で購入を誘導する理論や衝動買いの仕組み(感情移入ギャップ)は、理解だけでなく自分の購買行動に活かしたい‥自分との闘い(笑)

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人物・団体紹介

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池谷裕二

1970年、静岡県藤枝市生まれ。薬学博士。現在、東京大学薬学部教授。脳研究者。海馬の研究を通じ、脳の健康や老化について探究を続ける。文部科学大臣表彰(若手科学者賞)、日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞などを受賞。「ERATO池谷脳AI融合プロジェクト」の研究総括も務める(本データはこの書籍が刊行

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