脳はなにかと言い訳する 人は幸せになるようにできていた!? 新潮文庫

池谷裕二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101329215
ISBN 10 : 4101329214
フォーマット
出版社
発行年月
2010年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,403p

商品説明

「脳」は幸せの鍵を握っている! 恋愛、仕事、アルコールetc.「脳」のしくみを知れば知るほど毎日がきっと楽しくなる!

ピアニストやスポーツ選手は、優れた遺伝子を持っているだけでは「一流」にはなれない。目標を達成するためには、脳に「やる気」を起こさせるのが鍵。また、脳には過去の決断に対して、後悔しないよう正当化する機能がある。仕事や恋愛など、身近な場面でも活かされるこの能力こそが人を幸せにするのだ。知るほどに魅力に溢れている脳を、「海馬」の研究者が説く、脳科学最前線。

内容詳細

「脳」は幸せの鍵を握っている!恋愛、仕事、アルコールetc.「脳」のしくみを知れば知るほど毎日がきっと楽しくなる。

目次 : 脳はなにかと記憶する―「海馬」はどれほど凄いか/ 脳はなにかと疲れを溜める―記憶とストレスの意外な関係/ 脳はなにかと思い込む―虹はほんとうに七色か?/ 脳はなにかとやる気になる―モチベーションはどうやって高める?/ 脳はなにかと理性を失う―アルコールでストレスは解消できるのか/ 脳はなにかとド忘れする―それは「歳」のせいではなかった!/ 脳はなにかと言い訳する―脳に言い訳させる“変化盲”って何?/ 脳はなにかと熱中する―脳の出来、不出来を決定づけるものとは/ 脳はなにかと錯覚する―ヒトも動物も、なぜか“赤”が勝負強い/ 脳はなにかと期待する―当たらないのに「宝くじ」を買ってしまう理由〔ほか〕

【著者紹介】
池谷裕二 : 1970(昭和45)年、静岡県藤枝市生れ。’98(平成10)年、東京大学・大学院薬学系研究科で薬学博士号取得。2002年から約2年半のコロンビア大学・客員研究員を経て、東京大学・大学院薬学系研究科・准教授。科学技術振興機構・さきがけ研究員(併任)、東京大学・大学院総合文化研究科・連携准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    「脳はなにかと〇〇する」といった小見出しで語られる項目が全部で25。タイトルはそのうちの1つから。2010年の刊行だが、その時点での最新の知見と実験報告に基づいて書かれた脳科学の本。著者の一番の得意分野は「海馬」。比較的、原始的な脳だ。実験もネズミであったりする。つまり、プリミティブなところから人間の脳の働きを望見しようとの試みなのである。なるほどなあと思うところもあるし、そんなものなのかなあと思うところもある。いずれにしても、エッセイとして読んでもなかなかに面白い。著者の手腕である。

  • 修一郎 さん

    脳を広範囲な切り口でわかりやすく論じたエッセイ集でありながら,論説とは違うエッセイという枠を使うことで脳はこうありたしという池谷さんの希望的観測がたっぷり入っていて楽しい。自分は脳の中でも特に,睡眠,記憶,認知症に興味を持っているのでそこを念入り読み込んで他は斜め読み。自分が生きている間にアルツハイマー型認知症が完全に解明されて,治療法が確立されるといいけどなぁ。とりあえず毎日ちゃんとした充実睡眠を心がけます。

  • 眠たい治療家 さん

    実際の研究論文や症例を挙げ、専門的立場から書かれた脳に関するエッセイ集。雑誌に掲載されたエッセイに関して更に解説する構成になっている。脳と言っても切り口は色々あって、参考になるところ、興味をひかれるところも多々あったが、研究論文の説明からの展開がいま一つ面白みにかけることがあり、読了に少し時間がかかった。「脳にはお酒はリラックスにならない」「嫌な記憶はお酒で強化される」「認知症予防にカレー、DHA,アスピリン」など、日常生活で応用や改善できるようなことも書かれていたので、少し意識して生活してみようかな。

  • Emperor さん

    夜更かし大好きなんだけど、やっぱり睡眠って大事なんだなあ。ってことで、寝て待ちますか。果報ってやつをね。

  • 超運河 良 さん

    脳はでも、だって星人。何かをやろうとすると「でも、たって」という思考が浮かぶ。でも、だってが浮かんだ瞬間に脳に「で、お前は本当は何をしたいの」って言い聞かせると過去の言い訳が浮かんできて過去の「でも、だって」とか浮かんでくるともう一度、何したいのお前はって言い聞かせると本心を教えてくれる。脳が本心を見せたら「自分はお前を信じてるよ、きっと良い方へ行くって信じてるよ」って言い聞かせると脳はそのうち張り切ってくれる。自分が良くなりたいのなら自分の脳を信じるということも立派な愛になる。

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人物・団体紹介

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池谷裕二

1970年、静岡県藤枝市生まれ。薬学博士。現在、東京大学薬学部教授。脳研究者。海馬の研究を通じ、脳の健康や老化について探究を続ける。文部科学大臣表彰(若手科学者賞)、日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞などを受賞。「ERATO池谷脳AI融合プロジェクト」の研究総括も務める(本データはこの書籍が刊行

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