ハイエク 知識社会の自由主義 PHP新書

池田信夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569699912
ISBN 10 : 456969991X
フォーマット
出版社
発行年月
2008年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,204p

内容詳細

1930年代、社会主義・ケインズ主義と対決したハイエクは、経済学だけでなく、世界のあり方をも変えた。ハイエクの思想を今あらためて読み直し、21世紀・ウェブ資本主義新時代の見取り図を大胆に描く。

【著者紹介】
池田信夫 : 1953年京都府生まれ。1978年東京大学経済学部を卒業後、NHKに入社。報道番組の制作に携わり、1993年に退社。1997年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程を中退し、同年国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)助教授。2000年GLOCOM教授、2001年経済産業研究所上席研究員を経て、上武大学大学院経営管理研究科教授。学術博士(慶應義塾大学)。日本を代表する人気ブロガーとして積極的な言論活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • absinthe さん

    池田氏のハイエク観が解って面白い。ハイエクとはどういう人か初めて意識して考えるようになったきっかけ本。ハイエクの経済観はむしろ哲学ともいえる。自由な経済が管理された経済とどう違うか、ステレオタイプの誤りを見つめ直せた。 --- 本書には批判もある。他のハイエク信望者のサイトで「ハイエクは信者からも誤解されている。インターネットの到来を予言した…などとと言い出す人まで現れた」という批判をみたことがある。おそらく本書を指したもの。

  • シュラフ さん

    漠然ながらの感想としては・・・。マルクスの『資本論』には、世の中の経済社会についての社会科学の書という側面、そして資本主義はその仕組みゆえに自然崩壊してしまうとゆえの革命の書という側面、という2つの側面がある。ハイエクの批判はその後者を利用して社会主義の正義を正当化しようとした勢力に対してのもの。前者のマルクスの社会科学の側面の補完するのがハイエクという読み方はできないだろうか?(この著の主張ではなく私の勝手な思い込みです)なぜなら『資本論』には競合について詳細な分析をしているわけではないのだから・・・。

  • masawo さん

    前半はハイエクの思想を同時代の経済学者など比較・関連づけて分かりやすく紹介しているが、後半になるにつれて徐々にハイエクよりも著者自身の意見の比率が高くなってくる。一刀両断的な表現が多々あり、あちこちで敵が多そうな人だなと感じた。

  • うえ さん

    「ハイエクが合理主義に反対する背景にあるのは、「計画主義」が危険であるという確信と、その基礎になっている人間の「無知」から出発して社会を考える懐疑主義だ。自由の価値も、こうした懐疑から導かれる。もし全知全能の計画当局が合理的に予想し、世界を正しく導くことができれば、自由は必要ない。この仮定は荒唐無稽にみえるかもしれないが、現代の新しい古典派マクロ経済学の基礎となっているモデルでは、明示的にそう仮定するのである。」

  • Tomohiro_Y さん

    ハイエクをベースに経済史の話をしている感じでしょうか。必要なのは、人々に間違える自由とそれを修正する自由を与えることによって、少しでもましな状態に保つことだけ。小さな政府と大きな社会、今の日本が失ったものかなぁと思いました。

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